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リーバイス501のスタイリング【裾の扱い編】シングル履き、1インチ折り返し、ロールアップの実例

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 リーバイス501の履き方には、ジャストサイズで履くかオーバーサイズで履くかという大きな傾向の違いがありますが、それぞれの履き方に、裾の扱いのスタイルがいくつかあります。

ジーンズはカルチャーなので、どれが正しいとか優れているといったことではなく、クラスタでの流儀や各個人の好みやによるところが大きいです。

ただ、トップスはいろいろ変化を持たせても、ボトムス(パンツ+靴)で基本となる型をおさえておきますと、コーデづくりはぐっとシンプルになります。

このエントリーでは、リーバイス501の履き方パターンを、裾の扱いに絞って見て行きたいと思います。

 

目次

  

501シングル履き

シングル履きは、裾を折り返したり、ロールアップせずに、そのまま履くスタイルです。もっともシンプルなリーバイス501の履き方です。 

シングルジャスト丈

文字通りジャストの丈で履くスタイルです。スティーブ・ジョブズはリーバイス501を履き続けましたが基本はシングルジャスト丈で履いています。  

リジッド履きこみ中と思われるジョブズの写真です。丈に少し余裕があります。 

Embed from Getty Images

 

ロールアップの写真もありますので、ジョブズは、シュリンク・トゥ・フィットで最終的にパーフェクトなジャスト丈まで調整します。

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2018年501レギュラー米国流通モデル(W32×L32)

2018年501レギュラー米国流通モデル(W32×L33、リジッド)

リジッドから履きはじめて、約3週間目の状態です。ほぼ、レングスジャストまでシュリンク・トゥ・フィットしました。(身長約170㎝、体重64㎏程度の体型がW32×L32リジッドを縮めた状態になります。)

 

米国流通モデルですと、ウエストは28インチ、レングスは30インチから1インチ刻みで買うことができます。

 32インチで、ウエストは1インチ、レングスは3インチ(7.5㎝)ほど縮みます。7000~8000円程度です。

 

 リジッドでシングルジャスト丈にするのは、水浸けなどの調整を要しますが、年代にもよりますが古着で探すとわりと見つかりやすかったりします。 

 

1960年後半のダブルエックス最終型(W31×W32)

1960年後半のダブルエックス最終型(W31×W32)

30年ぐらい前に梅田のラ・ピーヌで買ったダブルエックスの最終型です。ビッグEの初期型という見方もありますので、ダメージもかなりあることから、4万円でした。

 

60年代後半のビッグEは、LVCで復刻されている1966モデル(ダブルネーム)が近いモデルになります。 

LEVI'S(R) VINTAGE CLOTHING 501(R)1966モデル-リジッド/14.2OZ/CONE DENIM/MADE IN USA

 

501の現行品は、1947モデルとか、ダブルエックスの最終型のシルエットに近いと見ています。だからけっこうカッコいいと思うんですよね。

 

1960年代後半ビッグEタイプ物(W31×L33)

1960年代後半ビッグEタイプ物(W31×L33)

これも30年前ぐらいでラ・ピーヌで買ったSタイプの501です。1970年代のニュアンスがかなり微妙に入りはじめています。上のダブルエックスより1インチ(2.5㎝)長いだけですが、裾のイメージはこれだけ変わります。

 

古い年代のジャスト丈はかなり見つかりにくくなっていますが、80~90年代のものは見つかりやすい感じです。

1980年代前半の赤耳ラストモデル(W32×L33) 

1980年代前半の赤耳ラストモデル(W32×L33)

 1980年代前半の赤耳(セルビッジ)ラストモデルです。

それまでの501とはうってかわって嘘のように色が落ちます。いわゆるアイスブルーになります。ヴィンテージは、いくら洗ってもインディゴの色が残りますが、赤耳ラストモデルは洗いを重ねると完全に色が抜けます。

赤タブのリーバイスの文字も塗料で書かれたもので、それも消えます。さすがに、やりすぎと思ったのか、このモデル以降は色も多少残りますし、赤タブのリーバイスの文字も刺繍に戻ります。最近の501も色が落ちにくい感じです。

最近は、ビンテージジーンズ風がデフォルトとなっているので、その反動から一部で人気があります。

   

シングル長め

裾がワンクッションするぐらいで履くのがシングル長めです。 

もっともオーセンティックと思われるスタイルです。

1970年代後半スモールe・66前期(W32×L34) 

1970年代後半スモールe・66前期(W32×L34)

 1970年代の66(ロクロク)前期です。腰から裾までゆるやかなテーパーですが、長めにはくと裾が開き気味になります。 

(サイズの目安ですが、中肉中背ややメタボ、身長170㎝、体重64㎏程度の体型が着用しています。 サイズは、パッチや内部タグに記載されている表記サイズになります。)

 

LVC(リーバイス・ビンテージ・クロージング)で、ビームス創立40周年記念モデルとして復刻されています。 

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シングル短め

最近は短めの丈もクロップドと呼ばれ人気があります。

 

1954年のダブルエックス(W31×L32)

1954年代前半のダブルエックス(W31×L32)

縮みが大きい個体のため、少し短めの丈となっています。30年前くらいにジャストフィットの状態でしたのでかなりきついです。ジャストサイズで履いても1950年代のニュアンスがあります。

 

1980年代後半のレギュラー初期型(W31×L31) 

1980年代後半のレギュラー初期型(W31×L31)

1980年代後半のレギュラー初期型です。これもおっさんになる前に履いていたジーンズなので、ウエストがきついです。

1980年後半に履いていましたが、当時はクロップドで履いてる人は少なかったので、つんつるてんではないかと驚かれることもありました。

ジャストで履いた時にまとわりつくようなフィット感があり欧米女子が、裾をカスタマイズしてテーパードして履きました。それが現在の501CTや501のスリムの流れになったと見ています。

エディ・スリマンによるスリムジーンズの提案とは別の流れで、リーバイスにはスリム化の歴史が脈々とあります。

  

 個人的には、ジャスト丈~ジャスト丈+1インチをジャストレングスにしています。1インチ折り返すわけですね。

1インチ(約2.5㎝)折り返し

これもスタンダードなスタイルです。

裾まわりにリング状のボリュームが出ることや、なんとなくコケティッシュに見えることがありますが、突き詰めると、1インチ折り返すのが好みで習慣的にそうしてしまうことがあるのではないかと思います。 

 

リーバイス・ビンテージ・クロージング1947モデル(W32×L32)

リーバイス・ビンテージ・クロージング1947モデル

リジッドから水通しして乾燥直後の状態です。1940年代のストレートです。

こちらはLVC1947モデルをセットアップした記事になります。 

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1970年代後半スモールe・66前期(W32×L34)

1970年代後半スモールe・66前期(W32×L34)

これもビームス記念モデルの66(ロクロク)前期の実際の古着です。いろんなスタイリングができるのも、1976モデルの人気の秘密かもしれません。

この古着は30年ぐらい履いていますが、確かにラストヴィンテージという感じがします。ビームスが記念モデルとして指名し、LVCがスモールeを復刻した理由が見えてきます。 

LEVI'S(R) VINTAGE CLOTHING/1976モデル/501(R)/リジッド/CONEDENIM/MADEINUSA/セルビッジ/13OZ

 

66後期になりますと、66前期とはイメージが変わり、カントリーでウエスタンなテイストがかえってきます。

1980年代スモールe・66後期(W32×L34) 

1980年代スモールe・66後期(W32×L34) 

  66後期は、洗ってもある程度インディゴが残りますが、味のある落ち方はしにくくなります。その代わり、アウトシームのアタリが目立つようになり、それが特徴になります。

 

2017年メイド・イン・USAレギュラーワンウォッシュ(W32×L30) 

2017年メイド・イン・USAレギュラーワンウォッシュ(W32×L30)

 これは、セルビッジではなく、通常のレギュラーのワンウォッシュですが、ホワイトオーク特有の表面に凹凸感のある生地になっていて、将来的には名品だったねということになるかと思います。

リジッドだとセットアップのプロセスがありますが、ワンウォッシュですと、何も考えずにサラッと履けます。

こちらの記事でも紹介しています。 

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最後はロールアップです。 

ロールアップ

ロールアップはかなり計算された履き方になります。

1976年LVC501ビームス40周年モデル(W32×L32)

1976年LVC501ビームス40周年モデル(W32×L32)

リジッド状態ですが、約3.5㎝のロールアップです。

ロールアップは、幅も巻き方も多種多様なスタイルがあり、奥が深いスタイリングになります。

しっかりしたブーツにあわせてロールアップするときまりやすいということがありますが、最近は、個人的にブーツを履かなくなっていることもあり、順次加えていきます。

 

このロールアップの正統性を少し見てみましょう。

 

ロールアップの正統性のふり返り

マーロン・ブランドです。ゴッドファーザーやコッポラの「地獄の黙示録」のカーツ大佐を演じています。

 

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1954年に映画「ワイルドワン」でバイカースタイルのロールアップを披露しました。靴墨で汚れないためロールアップが好まれたとう話もあります。

しかしインパクトがありますね。

 

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リーバイスの展覧会で公開されたマーロン・ブランドが履いた501です。映画ということもあって意外ときれいに履いてたんですね。

 

 

 

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