ユニクロユーの2019秋冬が、9月30日に発売されました。
このブログでは、これまで、発売日最速でレビューしてきましたが、最近は遅れ気味です。
遅れ気味の理由としては、ユニクロユーのデザインが、最近は、若向けになっているんですね。アウター類のあの襟の大きさは、おっさんが着るのは、もう無理です。
しかし、おっさんでも、ユニクロユーを着てみたい! というケースがあるのではないかと思い至り、やはりレビューしてみようと思ったわけです。
テーマは、おっさんが(無理クリ)ユニクロユーを着る方法です。
発売日に買ったユニクロユー2019FWです。
クルーネック長袖Tの白(Mサイズ)と茶(Mサイズ)の2つです。
白は基本カラーということで、茶は今年の流行カラーということで選んでみました。
茶は2種類ありますが、好きな色を選ぶというよりも、顔にあわせてみて、映える方を選ぶといいでしょうね。
こちらの商品です。
そして、フリースシャツジャケットも買おうと思い、試着してみましたが、袖が少し長かったので、オンラインで、XSを注文しました。
これです。
商品的には、こちらです。
なぜ、クルーネック長袖Tが、Mサイズで、フリースシャツジャケットがXSなのか、疑問に持たれた方もいるかもしれませんが、これこそが、おっさんの着こなしのポイントなんですね。
これからその理由を説明します。
まず、クルーネック半袖のSサイズを着て、フリースシャツジャケットを着てみます。
フリースシャツジャケットをXSにしたので、袖丈はジャストです。(身長170㎝程度、体重65kg)
おかしくはないけど、ユニクロユーにこだわった意味は感じられません。
ボトムスは、LVCのリーバイス501をあわせたかったということはありますが、とりあえず、この時履いていた501の古着を履いています。(夜に撮っています。)
試しに、ボタンを閉じて着てみましょう。
ボタンを閉じると、ボディがピタピタです。ボディにあわすと、今度は、袖が長めになります。
つまり、最近のユニクロユーは、スタイルのいい若い人や外国人の体型にあわせてつくっているのです。
日本の平均的な体形のおっさんが、袖をあわせて着ると、だいたいまぐろっぽくなります。
ボディにあわせますと、今度は、萌え袖になります。
ボディに余裕を持たせて、肩ラインも落として、袖をロールアップする方が今風の着こなしではあります。
一方で、この着こなしは、過去に流行した着こなしなんですね。
1960年代に、ビーチボーイズが、ペンドルトンのボートシャツをこんな感じで着ていたんです。
まぐろか萌え袖かビーチボーイズという袋小路的な状況があるのです。
そこで、Mサイズの長袖クルーネックTです。普通に着たら大きいです。
では、クルーネック長袖Tの白を着てみましょう。
クルーネック長袖Tの裾が、フリースシャツジャケットの裾より少し出ることで、見た感じがすっきりしました。
縦レイヤードですね。
クルーネック長袖TのサイズをMサイズにしたのは、縦レイヤードを狙っていたんですね。
縦レイヤードがどうしたんだ? という感じもしますが、着こなしが気持ちすっきりするんですね。
茶色も着てみましょう。
フリースシャツジャケットの裾から、茶色のカラーが出ますので、地味な印象が多少やわらぎます。
ただ、縦レイヤードの下インナーの裾の出幅は注意する必要があります。少し出る程度が、いいのではないかと思います。
サイズ表でもだいたい分かりますが、試着室で両方着てみると確実です。
最後に、ペンドルトンのボードシャツです。
今回のフリースシャツジャケットのおそらく元ネタですね。さらにボートシャツの元ネタに、ミリタリーとかワークとかがあるのかもしれませんね。
同じクルーネック長袖TのMサイズです。
ダブルポケットの裾スクエアで、今回のユニクロユーとデザイン的には、ほぼ同じです。
このペンドルトンのボートシャツは、日本人向けに、裾丈の短いジャパンフィットという商品があります。ただ、やはり袖が少し長いので、この写真では折り返しています。
ちょっと肌寒い時にはおるとちょうどいい感じです。西海岸のサーファーが好んで着たんですね。
ボトムスのリーバイス501は、50年代のダブルエックスなので、LVC的には、1955モデルになります。
シルエット的には、60年代っぽくなっており、1966モデルに近いと思います。
現在も、ホワイトオークモデルは販売していますが、だんだんとカイハラモデルに切り替わっています。
まだ、履いてはいませんが、カイハラモデルのインプレッションのレビューです。
関連記事
スポンサーリンク