本日、11月9日に、ユニクロとアレキサンダーワンのヒートテックコラボが発売されました。
アレキサンダーワンは、ニューヨークのファッションシーンをリードするトップデザイナーです。黒を基調とした絶妙なシルエットとテーラリングに特徴があります。
そのアレキサンダーワンがヒートテックをデザインするということで、インナーだったヒートテックがモードなアウターアイテムになることが期待されています。
早速、アレキサンダーワン特製ヒートテックを買ってきましたので、レビューしてみたいと思います。
目次
ユニクロ アレキサンダーワンのヒートテックを買ってみた
店頭で見て買ったのはこれです。
左からノーマルヒートテックのリブクルーネックT(長袖)、エクストラウォームクルーネックT(長袖)、そしてノーマルヒートテックのリブボクサーブリーフです。
色は全部黒にしました。アレクサンダーワンがよく使う色ということもありますが、もう一色の候補である白を試着してみると、胸のあたりがほんのりと透けてしまったのです。
人によっては気にならない透け方かもしれませんが、アウターで着るヒートテックということで買いましたので、白は選択から外し黒一色にしました。
とりあえず開けてみましょう。
リブクルーネックT(長袖)の外観
リブ状の生地だからか、通常のヒートテックよりもヴォリュームを感じます。
パッと見では、ボディのセンターに生地の継ぎ目を持ってきているところに特徴があります。
サイドも単純に2枚の生地を継ぐのではなく、帯状の生地をボディから袖にかけてはさんでいます。
写真の矢印の位置に継ぎ目がきます。かなり凝っています。
前から見た袖は、通常のヒートテックのように、袖をとってつけたというわけではなく、1枚の生地に見せながらダーツが入ったデザインになっています。
襟回りはアウターでも着れるタコバインダーのようなディテールになっています。肌着には見えません。
後ろです。
後ろもセンターに継ぎ目があります。
袖部分を拡大してみましょう。
後ろの袖はラグランスリーブになっています。
価格的には、通常のヒートテックの約2倍ぐらいしますが、それに見合うだけのつくりにはなっているようです。
カラーは、白とグレーと黒の3色です。
ユニクロ|ヒートテックリブクルーネックT(長袖)|MEN(メンズ)
エクストラウォームクルーネックTを開けてみましょう。
エクストラウォームクルーネックT(長袖)
デザイン的には、リブクルーネックTと同じです。
生地がつるっとした生地で、ヒートテックの性能がノーマルからエクストラウォームに上がったという違いです。
リブクルーネックT1枚では、時期によっては寒いかなと思いましたので、より1枚で着れそうなエクストラウォームクルーネックTも買いました。
ユニクロ|ヒートテックエクストラウォームクルーネックT(長袖)|MEN
色は、白、グレー、黒に蛍光の黄緑です。
パンツも凝った感じだったので一枚買いました。一般的な考え方としては、メンズのパンツは部分によっては温めない方がいいということもありますので、風邪をひいたとき用ですね。
リブボクサーブリーフ
フロントのフライ部分がかなり凝っています。
特に凝っているのがウエストのゴムの部分ですね。
内側から帯状のゴムベルトを後付けしたようなディテールになっています。
後ろです。
後ろもすっきりとした感じになっています。
アウターでも着れるヒートテックということなので着てみましょう。
ユニクロ アレキサンダーワンのヒートテックを着てみた
モードなヒートテックということで黒系統で着てみました
ユニクロ アレキサンダーワンをモノトーンコーデ
まずはノーマルヒートテックのリブクルーネックTです。
やはり普通のヒートテックとは違いますね。長袖のクルーネックTとして着れてしまいます。リブ状の生地もいい感じです。
むかしコム・デ・ギャルソンの黒いクルーネック長袖Tをよく着ていまして、シルエットは違いますが、着た瞬間それを思いだしました。これは買うしかないという感じです。
では、エクストラウォームのクルーネックTも着てみましょう。
エクストラウォームのクルーネックTは、生地も厚く、つるっとした生地のため、リブクルーネックTほどクタっとした感じがしませんが、アウターとしては着れます。
真冬にこの格好で外は歩けませんので、何か羽織るわけですが、個人的には、アームホールが細いコートを持っていまして、スッキリ着れるインナーをいつも探していたという事情があります。
ようやく見つかったのがこのユニクロ アレキサンダーワンのヒートテックコラボだったのです。
ではコートを着てみましょう。
インターナショナルギャラリービームスのコートです。
ユニクロ アレキサンダーワンが見えなくなってしまいましたが、アームホールの小さいコートでもすっきり着れました。
ボトムスは、リーバイス501のUSA企画ブラックマジックです。レギュラーよりもローライズでタイトにつくられています。
リーバイス501ブラックマジックのレビュー記事です。
次に、このユニクロ アレキサンダーワンのヒートテックがカジュアルに着れるのか検証してみましょう。
ユニクロ アレキサンダーワンをカジュアルコーデ
ヒントとしては、パンツに入ったロゴですね。
これは、もしかしたら腰パンで履けということなのかもしれませんね。
丁度、腰履き用に買ったジーンズがありますので腰パンしてみましょう。
あまりウエストラインが下がっていませんが、コートが着れた安心感からか途中で昼ごはんをたくさん食べてしまい腹が出てしまっているのです。
細身の方が着られるとおそらくかっこいいのではないかと思います。
腰パンはあきらめて、上にウルトラライトダウンを着てみましょう。
ウルトラライトダウンコンパクトベストを着てみてみましたが、コーデとしてはアリかなという気がします。
ボトムスは、LVC(リーバイス・ビンテージ・クロージング)の1966モデルをオーバーサイズで履いていますが、かなり個性のあるジーンズにも負けることはないヒートテックなのかなと思いました。
LVC1966モデルはリジッドでも独特の青みがあり、リーバイスにしか出せないブルーになっています。
買ったのは一部のアイテムですが、気になるアイテムもいくつかありました。
その他の注目アイテム
メンズには、他に、タイツやタンクトップのヒートテックがあります。
ブリーフにはブーメランタイプのリブブリーフがあります。
メンズ白ブリーフ速攻でなくなる
かなりデザインされつくしたパンツだと思います。パーフェクトなデザインです。しかも1500円というお値段です。
ウィメンズにもビキニタイプはありますが、メンズの方がシャープなデザインになっているのが見どころです。
ウィメンズは生地面積を大きくして、お腹が冷えないようにしてるんだと思うんですね。
メンズ白ブリーフのS、M、Lが早速売り切れていますが、ブリーフ解釈をめぐる深い構図については、デビッド・ホックニーについて書いた記事が理解のヒントになるかもしれません。
速攻で消えたメンズブリーフ(白)です。
メンズに力が入っているように見えなくもないのですが、個人的に注目アイテムだと思うのは、ウィメンズのレギンスとボディスーツです。
注目アイテムはウィメンズのレギンスとボディスーツ
ノーマルとエクストラウォームの仕様があります。
ノーマルヒートテック
レギンスです。
レギンスなのでそのまま外着になります。たくさんつくってると思いますが、一応おさえておいた方がいいアイテムではないかと思います。
ボディスーツです。
スクール水着のようなデザインを冬に着るのが新鮮です。
エクストラウォーム
エクストラウォームのレギンスです。
表面にはリブ状のテクスチャがあるような感じです。
エクストラウォームのボディスーツです。
エクストラウォームのボディスーツがどうやって着るのかと話題になりそうですが、下の部分がパカっとあくんですね。
実によく考えられています。
こちらのユニクロ公式の特設ページでは全アイテムが掲載されています。
UNIQLO and ALEXANDER WANG(ユニクロ アンド アレキサンダー ワン)2018年秋冬コレクション|UNIQLO
品切れ・完売状況です。一部アイテムが完売しています。
ユニクロ アレキサンダーワンの人気・品切れ・完売状況 / ブリーフとボディスーツが静かな人気
ユニクロ アレキサンダーワンのヒートテックコラボの感想
デザインとかカルチャーとか深い含蓄を感じさせるユニクロコラボではありますが、デザイナー自身の気持ち的には、着ている人をとにかくカッコよく見せたいということにつきるのではないかと思いました。
アイテムとしての完成度は高いと思います。
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