ヒートテックを毎年買い足していきますと、知らず知らずのうちに増えてしまいます。
なかには古いものもあって、明らかに寿命だなと思えるヒートテックがあります。
しかし、まだ使えるのではないかと思って、なかなか断捨離できないのが実情ではないかと思います。
そんな時に、客観的に合理的にヒートテックの寿命を見極める方法があります。ヒートテックの内側についているタグで、そのヒートテックの製造年を確認すればいいんですね。
このエントリーでは、ユニクロのヒートテックの寿命を見極める方法とユニクロ製品の製造年をタグで確認する方法を紹介します。
目次
- STEP1:ユニクロ製品の製造年をタグで確認する方法
- STEP2:ヒートテックを製造年ごとに分けて並べる
- STEP3:ヒートテックの仕組みから考えるヒートテックの寿命
- 補足:製造年ごとのチェック(2013年以前の物はほぼ寿命)
- 断捨離したヒートテックをどうすればいいのか
- お得キャンペーン情報
はじめに、ユニクロ製品の製造年をタグで確認する方法です。
STEP1:ユニクロ製品の製造年をタグで確認する方法
ヒートテックで確認してみましょう。
まず、内側についてるタグを見ます。
なにやらたくさん文字や数字が並んでいます。
それぞれに意味がありますが、製造年だけ分かればいいので、それが分かる数字だけに注目します。
それが上の写真のピンクで塗った数字です。
拡大してみてみましょう。
まず [ ]に入った数字を探し、最初の2桁に注目します。
1番最初の数字が製造年の下一桁を示しています。
この写真のタグで言いますと、0になっていますので、2000年か2010年ということになります。
ヒートテックの最初の発売が2003年ということと、ユニクロのロゴが新しくなったのが2006年であることから、2010年に製造されたヒートテックということが分かります。
それほど詳しく見なくても、ひとつ前は10年違いますので、パッと見で分かりますね。
10年違いを見分けるもうひとつの方法があります。
2007年までは、ヒートテックではなく、ヒートテックプラスという商品名だったんですね。
だからヒートテックのマークにヒートテックプラスと書いてあるんですね。
2007年製のヒートテックプラスです。
一番最初の数字が7なので、2007年か2017年か迷うところですが、ヒートテックのマークがヒートテックプラスになっていますので、2007年製ということが分かります。
2008年と2018年を簡単に見分ける方法については、今の段階では、記憶的に明らかだと思いますが、また調べてみたいと思います。
2番目の数字が季節物を示す数字となっています。
2番目の数字は製造年には直接関係はありませんが、その衣類が適した季節を示しています。
1が春物、2が夏物、3が秋物、4が冬物となっています。
写真は、4になっていますので、ヒートテックは冬物ということでだいたいあっていますね。
慣れると簡単です。
次のステップは確認したヒートテックを製造年ごとに分けて並べます。
STEP2:ヒートテックを製造年ごとに分けて並べる
では並べてみましょう。
同じ製造年ごとのまとまりで並べています。
写真には、まとまりごとに製造年を入れています。
2010年から本格的に買いだしています。
一番下は、今年発売されたアレキサンダーワンのデザインによるヒートテックコラボです。
2013年と2017年は買っていません。
おそろしいことに、3年連続して買って、1年休むというパターンを繰り返しています。
3年ごとの購入パターンは何を意味するのか
無意識のうちに3年ごとの購入パターンになっていますので、3年という数字が何やらヒートテックの寿命と関係がありそうです。
つまり、一番最初に買ったヒートテックが3年経ちますと、効果が薄くなってきて、また新しいヒートテックを買いたくなるのではということが考えられます。
ここで、ユニクロ公式は、ヒートテックの寿命についてどう考えているのか見てみましょう。
STEP3:ヒートテックの仕組みから考えるヒートテックの寿命
ユニクロの公式にヒートテック寿命は書いていませんでしたので、ヒートテックの仕組みからヒートテックの寿命を考えてみましょう。
出典:ユニクロ
上の図は、ヒートテックの仕組みです。
身体から発散される水蒸気をヒートテックの繊維が熱に変換します。生地そのものが水蒸気で発熱するんですね。
要するに、生地の繊維に身体から出る水蒸気が吸着しないと発熱しませんので、生地はなるべくつまっていた方がいいわけです。
一方、ヒートテックは長い間着ていると、ビヨーンとのびてくる傾向があります。生地がのびますと、生地の隙間が大きくなり、大きくなった隙間から多くの水蒸気が逃げてしまいます。
そうなりますと、ヒートテックの生地につく水蒸気は少なくなりますので、発熱の効果が少なくなります。
また、隙間がたくさん空きますと、そこからせっかくヒートテックが発熱した熱も逃げていってしまということもあります。
つまり、ビヨーンと伸びた段階がヒートテックの寿命の目安ということになります。
なるべく身体にフィットしたヒートテックが暖かいというのはこういう理由なんですね。
ヒートテックが伸び始める時期は?
使用頻度にもよりますが、個人的な感覚では、2年程度着ますと伸びはじめて、3年目にはわりと伸びていると感じるのではないかと思います。
実際に検証してみましょう。それが寿命の見極め方になります。
ヒートテックの寿命の見極め方
ヒートテックが伸びると効果が薄くなるのは明白になりましたので、製造年度や使用頻度の違いでの大きさを比べてみます。
製造年度や使用頻度でのサイズの変化をチェック
まず、製造年度の違いです。
2010年製のVネック長袖のMサイズに、手持ちでは比較的新しい2016年製のクルーネック長袖Mサイズを重ね合わせてみました。
下が2010年製です。上が2016年製です。
2010年製は明らかにのびています。
次に同じ製造年で、使用頻度の違うものを比較してみましょう。
2012年の使用頻度の高いライトグレーのクルーネック長袖の上に、使用頻度の少ない白のVネック長袖を重ね合わせてみました。
下が使用頻度の高いヒートテックです。上が使用頻度の少ないヒートテックです。
明らかに使用頻度の高いものは伸びています。
ユニクロのヒートテックの寿命の見極め方としては、手持ちの最新のヒートテックと判別対象となる同サイズの大きさを比べることが簡単な判定法になります。
古いものほどのびている傾向がありますので、製造年ごとに分けたまとまりの古いものからチェックしていきます。
慣れますと、大きさを比較しなくても、見ただけで伸びていることが分かるようになるかと思います。
ヒートテックの寿命の目安が分かりますと、逆に長持ちさせる方法も分かりますね。
ヒートテックを長持ちさせる方法
長持ちさせるためには、ビヨーンとさせないようなヒートテックの扱いになります。
やはり洗濯の影響が大きそうです。
洗濯機にそのまま入れて洗いますと、他の洗濯物と絡んでビヨーンと伸びてしまいます。
手洗い+タオルドライ+天日干しが望ましいとは思いますが、毎日のことなので、そこまではたいへんなので、最低でもネットに入れて洗濯した方がいいということは言えそうです。
脱水しないとハンガーにかけた時、含んだ水の重みで伸びますので、個人的にはネットに入れて軽くかけています。微妙なとこですね。
また、ヒートテックは特殊な化学繊維のため乾燥機はNGで、天日干しが基本になりますが、干し方でも気をつけたいポイントがあります。
サイズのあっていないハンガーにかけますと、ビヨーンと伸びてしまうことがありますので、肩サイズのあったハンガーにかけることが重要になります。
サイズ調整できる肩パットつきのハンガーですと、水分を含んだヒートテックにはよりやさしいのではないかと思います。
ヒートテックは特殊な化学繊維ですので、干す時も直射日光はなるべく避ける方が濃色の変色対策にはなります。(個人的には直射日光を気にせず干していますが、古い濃色のヒートテックで肩部分が変色しているものがあります。)
以下は補足的な内容になります。
大きさを比較することがヒートテックの寿命の簡単な見分け方になりますが、2013年に大きなアップデートを行っていますので、製造年ごとでのチェックも有効です。
では、製造年ごとでもヒートテックをチェックしてみましょう。
補足:製造年ごとのチェック(2013年以前の物はほぼ寿命)
2010年製ヒートテックは寿命
2010年製のヒートテックです。
生地がガーゼみたいになっていて、隙間もかなり目立ちます。ヒートテックとしては、明らかに寿命です。
内訳も見てみましょう。
2010年はヒートテックの効果にまだ半信半疑な状態のため、左側のVネック半袖2枚とVネックの長袖1枚を買っています。
判決
2010年のヒートテックは明らかに寿命なので、半袖と長袖の肌着として2次利用します。マジックで2010年と書いておくと分かりやすいです。
素材的にもポリウレタンの寿命が3~5年と言われており、個人的にはもう少し持つと思いますが、2010年のものは8年経過しているので寿命と考えられます。
2011年製ヒートテックも寿命のようだ
2010年のヒートテックに比べますと、少し目がつまった感じがしますが、生地的にはびよびよにのびています。
内訳を見てみましょう。
白のVネック長袖とグレーのクルーネック長袖が2つです。
半袖よりも長袖の方が暖かいことが分かり、ヒートテックの本格運用を始めています。
現在でもライトグレーのクルーネック長袖を標準で買っていますので、2011年に自分にあうヒートテックモデルを見つけていることになります。
使用頻度としては、首元が暖かいクルーネックの使用頻度が高く、Vネックの使用頻度は少ない傾向があり、白のVネックはそれほどのびていません。
判定
襟がリブ状になっているタイプはアップデートする前のタイプであり、かなり生地が伸びます。ヒートテックとしての機能は寿命と考えられます。
クルーネックはビヨーンとのびていますので薄手のセーターとして2次利用します。Vネックは古いタイプではありますが、使用頻度が少なかったこともありまだ使えそうです。
2012年製ヒートテックはモノによっては寿命のようだ
2010年、2011年よりも目がつまって見えます。
どうなんでしょうか。
2012年製造モデルは、ダークグレーの生地が厚く見えましたので、ダークグレーを中心に買いました。
ダークグレーのVネック半袖、ネイビーのリブ長袖、ダークグレーのクルーネック長袖、黒のクルーネック長袖です。
ダークグレーのクルーネック長袖はこれは暖かいということでかなり着ています。肩の部分が変色しています。
個人的には右肩を南にして干す習慣があり、右肩が強く変色していますので、原因は直射日光だと考えられます。濃い色はエアリズムもこうした変色が見られることがあります。
判定
首回りがリブ状の古いモデルということもあり、使用頻度の高い変色したものは断捨離になります。
使用頻度の少なかったダークグレーのVネック半袖などはまだ使えるような感じがします。
2014年製のヒートテックは使えそうだ
2014年に、ヒートテックにエクストラウォームが登場しました。
襟回りもリブからフライスタイプに変更され、ヒートテックが大きくアップデートされた年と言えます。
買ったのは、白のエクストラウォームのクルーネック長袖1枚です。
風邪の時に着るぐらいですので、まだきれいです。
判定
2014年はヒートテックが大きくアップデートされた年であり、あまり使い込んだものでなければ、まだ使用できるのではないかと思います。
2015年製のヒートテックはまだ使えると思う
2014年からアップデートされたモデルです。生地がビヨーンとなる感じがかなりなくなっています。
リブ状からフライス襟になった新しいヒートテックです。
身体へのフィット感も強化されています。2012年までのモデルのようにビヨーンとのびにくい傾向があります。
ヒートテックがいよいよ完成度が高まってきたということで、このブログでもレビューを行っています。
判定
2015年のヒートテックは、使い込んでいなければまだ使えますね。
2016年製のヒートテックは余裕で使える
2016年製のヒートテックは、1~2シーズンほどしか着てませんので、購入時の状態に近いものがあります。
2016年は、ライトグレーのクルーネック長袖Tを1枚買い、ダークグレーのタートルネックTを風邪を引いた時用に買いました。
襟部分を下げることでビジネスでも十分に使えます。
判定
余裕で使える。
2018年製ヒートテックはまったく問題なし
これはアレキサンダーワンコラボのヒートテックですが、ほとんど着てませんので、まったく問題はありません。
こちらはアレキサンダーワンのヒートテックコラボのレビューになります。
製造年によるヒートテックの寿命まとめ
大きくアップデートされた2014年を基準に考えますと、2013年までのヒートテックでビヨーンとのびたものは寿命と考えられます。素材の寿命のひとつの節目である5年も経過しています。
2014年以降のモデルで、使用感の少ないものは引き続き使えると考えてよさそうです。
ヒートテックとして寿命をむかえたものも、肌着や薄手の長袖Tとして使えます。
ヒートテックの具体的な2次利用方法
グレーのクルーネック長袖などはビヨーンと伸びきっても、見た目がそれほどおかしくないので、薄手の長袖Tとして使えます。
このビヨーンと伸びきったヒートテックをかばんに1枚入れておきますと、寒い時でも安心です。セーターのように気にすることなく、無造作にかばんに入れることができ、かさばることもありません。
今年からは、アレキサンダーワンのコラボでアウターとして着れるヒートテックが出ましたので、インナーとして着ていたヒートテックのアウター利用もかなり一般化されてきたとは思います。
変色してしまったものは、さすがに断捨離する必要があります。
断捨離したヒートテックをどうすればいいのか
ユニクロで、不要になったユニクロ製品は回収していますので、ユニクロのリサイクルボックスに入れるというのが適切な断捨離方法だと思います。
全商品リサイクル活動│服のチカラを、社会のチカラに。 UNIQLO サステナビリティ
もしかしたら、うまく再利用してくれるかもしれません。
使えそうなユニクロ製品をリサイクルボックスに入れますと、明らかに必要とされている地域と社会に届きますので、地球と社会に配慮したリサイクル活動になります。
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