10万円以下のいい時計って少ないよなーと、クーラーの効いた量販店を歩いていますと、クラシックな感じのダイバーズウォッチが目に飛び込んできました。
最初に気づいたのは、シチズンのダイバーズウォッチでしたが、セイコーはどうなんだと見てみますと、これも所有欲をわしづかみされるような腕時計でした。
このエントリーでは、セイコーとシチズンが2018年に放ったダイバーズウォッチを紹介したいと思います。
目次
まず、オリジナルを復刻させてきたセイコーのダイバーズウォッチからです。
セイコーのダイバーズウォッチ最新モデル
セイコーのダイバーズウォッチと申しましても、たくさんありまして、その中で気になったモデルになります。
1965国産ファーストダイバーズインスパイアモデル
1965年に発売された国産初のダイバーズウォッチのデザインを現代的にアレンジしたモデルです。(このモデル自体は何度もアレンジされ発売されていて、こちらのモデルは2017年の発売です。)
オリジナルモデルは1966年から4回にわたり南極観測越冬隊員が使用しています。
価格はオートマティックで10万円です。
ウレタンベルトもありますが、普段も使用するにはメタルの方がいい感じです。
PROSPEX 1stダイバーズ 現代デザイン SBDC051 - amazon
もうひとつあります。
1968モデルインスパイアモデル
名作と言われる1968年モデルのインスパイアモデルです。
1965ファーストモデルとよく似ていますが、ラグ部分をきりこんでいたりして、より現代的なデザインアレンジとなっています。
1965はクラシックな感じにして、1968はモダンにしたという感じです。
価格はオートマティックで11万円です。
PROSPEX 1968ダイバーズ 現代デザインSBDC061 - amazon
セイコーのダイバーズウォッチの歴史のページです。
セイコーのダイバーズウォッチではサードなんかも根強い人気があります。
2018年4月発売のモデルです。その形状から亀とかタートル(そのまま)と呼ばれています。
価格もお求めやすくなっています。
PROSPEX タートル シリコンバンド SBDY015 - amazon
バンドの形状にも特徴があります。
次は、シチズンのモデルです。
シチズンのダイバーズウォッチ最新モデル
アクアランドの新作です。
PROMASTERアクアランド200m
シチズンのダイバーズには、オートマティックもありますが、このモデルはエコドライブになります。エコドライブなので、太陽光で動き続けます。
サイドに水圧センサーがついています。68000円です。
これは水深計もついている本格ダイバーズですので、ダイビングする場合に日常でするのもいい感じです。
かなり大きいですがダイビングをしなくてもデザイン的にはカッコいいです。
[シチズン]PROMASTERアクアランド200m BN2036-14E - amazon
シチズンの時計デザインが急にキレキレになってきてまして、クライミング用のものもかっこいいです。
サイドには高度計のセンサーがついています。地球上には存在しない10000メートルの山頂まで計測できます。66000円です。
[シチズン]PROMASTERランド アルティクロン BN4044-23E - amazon
セイコーとシチズンのこれらの時計がいいなと思ったのは、アジアへの一週間以上の旅行に持って行きたいと思ったからです。
もう一度、アジアを旅行なのか放浪する機会があれば、上でチェックしたいずれかの時計を買いたいと思いました。
現在はダイビングはほとんどしないので、セイコーの1965か1968で、つけてみて自分の腕に似合う方ですね。
ここで、旅と腕時計について考察してみたいと思います。
旅と腕時計の考察
アジアへの2、3日の旅行であれば、普段しているGショックのまま行きます。
時間のきりかえが簡単だからです。
香港にB級グルメを食べに行く場合は、Gショックです。
それが、一週間以上になりますと、時間を刻んでいる感覚が分かる時計の方が好ましくなります。デジタルではなく針のついた時計ですね。
以下が、個人的に考えるアジアに持って行きたい腕時計の条件になります。
アジア旅に持って行きたい腕時計の条件
- 頑丈で壊れない
- 傷が気にならない価格
- 視認性が良い
- スコールに耐えうる防水性
- できればオートマティック
旅行に持って行きますので、1の頑丈で壊れないというのは基本条件ですね。
2の傷が気にならない価格というのは、高い時計は、やはり傷つくのが気になると思うんですね。
時計に傷がつくのを気にしながら旅行するというのもおかしな話なので、価格で決めるのも変なんですけれど、やはり価格的には10万円が限度ではないかと。
ロレックスなどの高い時計をスポーツモデルだからといって、(それであってるのですが)傷がつくの気にせずに使っている人も多いですが、一般の感覚からしますと、もったいない感じもします。
ダイバーズだとオメガの復刻インスパイアモデル(完全復刻版でないほう)もいい感じなんですが50万円しますからね。
これは地味でいいモデルですね。
アジアで壊したら何度も買えるものではありません。
むかしは高価なものでもぞんざいに扱うこともしたかもしれませんが、傷がつく可能性が高いアジアへの旅行へ、何十万円もする時計を持って行くことは、今の感覚ではしたくないのです。
そうしたことから、あくまで富裕層ではなく一般の感覚では、アジアへの旅行に携帯するのは、10万円以下がいい時計ということになります。
3の視認性は、時間の見やすさですね。あとは、何分経過したかわかるベゼルがあった方が便利です。それらを満たしているのがダイバーズウォッチになります。
4のスコールは、地域によってはとにかくスコールがものすごいんですね。湿度も高いのでダイバーズウォッチが安心感があります。
東南アジアですと至るところに河もあります。
防水性能では、他のいろんな時計も十分な性能がありますが、やはり安心感が重要です。
アジアのような湿度の高い地域は、ダイバーズウォッチが本来はぴったりはまるんだと思うんですね。
5のオートマティックは、時間にシビアな時は、クォーツでも良かったんですが、それほどシビアでもなくなってきたので、電池を使わない機械式の方がいいかなといった程度です。モノとしての価値は機械式の方があります。
エコドライブであれば、電池交換がないのでデザインや価格など総合的に考えてみる余地はあります。
こうした条件が頭にあって、セイコーとシチズンのダイバーウォッチを見た時に現実的な所有欲からカッコええなとなったわけです。
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