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本場アメリカ人がリーバイス501に萌えるポイント10選 / MADE IN THE USAモデルから考察

現在、LVCをリジッドから6本履いていて、その他に、米国流通モデルとMADE IN THE USA 501の計8本を同時に履いています。

色落ちの比較というよりも、M-65を時々履く程度で、基本的に501しか履かないということが大きいです。

現在販売されているアメリカ製501は、MADE IN THE USA 501だけということになります。

 

MADE IN THE USA 501は、ホワイトオーク生地のリジッドも持っていますが、ホワイトオーク以後に関心があったため、現在は現行モデルを履いています。

こちらのモデルです。

MADE IN THE USA 501 リジッド TWOHORSE セルビッジ 14OZ

 

このモデルは、何から何まで、アメリカ人好みでつくったようなモデルかなと思いました。

そのため、このモデルの特徴を見ることで、何が本国の好みか分かるような気がします。

この記事では、本場アメリカ人がリーバイス501に萌えるポイント10選を紹介します。

目次

 

MADE IN THE USA 501の主なポイント

まずは、MADE IN THE USA 501の大きなポイントです。

大きなポイント

  • ザラ感のある生地 → LVCより色落ちしやすい
  • 股上が短め  → LVCの股上に慣れると若干違和感
  • 履いていると腰回りに余裕→現在のアメリカ人の体型にあわせている

 


次に、アメリカ人がおそらくカッコいいと思っているのではないかと思うポイントです。

本場アメリカ人が萌えるポイント

実際に聞いてみた訳ではないので、あくまで想像です。

1980年代に戻って、アメリカ村の小さな古着屋さんで、想像(妄想)を膨らませながら話したような内容です。

1.打ち抜きリベット

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ダブルエックスの最終ぐらいから、キャップを被せたようなリベットになるため、打ち抜きリベットはあえてこだわったポイントだと思います。

生地がはみ出ているのですぐ分かります。

 

2.Vステッチ

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Vステッチです。

縫製の端部をボタンで留めて、ほつれにくくしてる感じですね。

米国流通モデルでも同じ仕様です。

 

3.下がりステッチが長い

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サイドのステッチが長い。

生地全体の捻じれをおさえる役目があると言われています。

大戦モデルや47モデルの前期などが、サイドロングステッチなんですが、無用の長物というわけではなかったのです。これは意外でした。

 

4.オレンジとイエローの2色づかい

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オレンジの部分に比べると、イエローの部分が退色しているように見えるので、フェード感が出て、ヴィンテージっぽく見えます。

LVCでは、1966モデルがこの仕様になっています。

 

5.ウエストシングル

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ビッグE初期までのウエストシングルステッチです。

履いていると見せませんが、古着屋さんではチェックしやすいポイントです。

年季の入ったビッグEでも、この部分のステッチを見れば、すぐに時代が分かります。

 

6.コインポケット赤耳

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コインポケットの赤耳を喜ぶ人もいます。

コインポケットに、稲妻型のシワが入っているか見る人もいます。

 

7.アーキュエイトがイエロー

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アーキュエイトステッチがイエローです。

LVCで言うと、1955モデルがイエローで、あとはオレンジという感じなので、イエローはスペシャルです。

アーキュエイトのかたちもわりといいのではないかと思います。

 

8.股カンヌキなし

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ダブルエックスの最終モデルを除いて、それ以前のモデルはカンヌキなしなので、昔はカンヌキがあるかどうかで判別していました。

ダブルエックス最終型は、隠しリベットもなく、股カンヌキもあるので、タイプものとして売られていました。

 

9.太いセルビッジ幅と10.裾チェーンステッチ

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あとは、太いセルビッジ幅ということがあります。
ビッグE後期の太いのと比べても、かなり太いです。

また、 MADE IN THE USAは、裾がチェーンステッチになっています。

チェーンステッチは、LVCでもそうなんですが、ヴィンテージの501のように、パッカリングがグリグリと入ります。

アメリカでの縫製なので、ミシン類の電圧も高く、ガガガッと縫った感じもあります。

 

MADE IN THE USA 501のシルエット

MADE IN THE USA 501のシルエットは、1947系統でも、1955系統でも、1976系統でもなく、あえてあてはめるとすれば、1966系統になるのではないかと思います。

(1966モデルの股上を短くして、少しワイドにした感じと思いましたが、少し違うかもしれません。)

 

LVCが定価で3万円で、このMADE IN THE USA 501が19000円なので、やはりLVCの生地の方が上質ですが、少しダメージを入れて、ボロボロに履きたい場合は、こちらのジーンズの方が向いてるかもしれません。

 

レングスも32インチがあるので、そのまま履ける人も多いかと思います。

↓MADE IN THE USA 501

MADE IN THE USA 501 リジッド TWOHORSE セルビッジ 14OZ

 

この501の全体的なレビューは、こちらの記事で紹介しています。

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