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リーバイス513が欲深い大人にベストでマストな理由 / 裾上げ長さも厳密検証

日本人に多い足腰がしっかりした体型の方にベストでマストなデニムパンツを選んでみたいと思います。

リーバイス501は、パッと買ってパッとお洒落になる感じのジーンズではありませんし、ユニクロのスリムフィットダメージジーンズはどこでも履いていけるわけではありません。

どんな場所にも履いていけて、スマートに見えて、かつリーズナブルなジーンズはないのか? そんな欲深い大人が履くべき一本を選びました。

結論から言いますと、パッと買ってパッとお洒落になるデニムはリーバイス513です。

このエントリーでは、リーバイス513がなぜメタボ体型のおっさんにも骨格ストレート様にもカッコよく履けるジーンズなのかを紹介したいと思います。

目次

 

なぜリーバイス513なのか

まず、なぜリーバイスなのかということがあります。

日本発のエドウィンでもビッグジョンでもカウボーイ御用達のラングラーでもいいんですが、リーバイスにはジーンズの原点である501があるため、違いがわかりやすいということがあります。いわゆる理論というやつですね。

 

まず、少し前のリーバイスのフィットチャートを見てみましょう。

リーバイスのフィットチャート

リーバイスのフィットチャート

リーバイスのフィットチャートの見方

まず、フィットチャートの見方ですが、横軸が太さを表していまして、右にいくほど太く、左にいくほど細いモデルとなります。

次に、縦軸が股上寸法となります。上にいくほど股上の浅く、下にいくほど股上の深いモデルとなります。股上が深いほどクラシック、股上が浅いほどモダンな感じになります。

もうひとつ重要な点として、膝から裾のシルエットがあります。各モデルの上に書いてあるSTRAIGHT(ストレート)とかTAPER(テーパー)です。ストレートは膝から裾にかけてがストレートに近く、テーパーは膝から裾にかけて絞っています。

SLIM(スリム)、REGULAR(レギュラー)、SKINNY(スキニー)、LOOSE(ルーズ)はフィット感になり、レギュラーフィットが標準になります。スキニーは肌ぴったりで、ルーズはワイドパンツで、スリムはレギュラーよりもフィット感を強めた状態になります。

リーバイスの代表的モデル3本

出典画像にリーバイスの代表的モデルと考えられる3本を薄いブルーでマーキングしてみました。501と505と511です。

リーバイス501はジーンズの原点で、501自体がひとつのジャンルとなっています。

参考:はじめてのリーバイス501 / おすすめのLEVI'S 501

 505は501のジッパー版の発展形で、アメリカ東海岸で洗練されたモデルです。現在は没落貴族のような型番になっているようなところもありますが、かなりのヒストリーがあります。

511は2000年代からのスリムモデルですが、人気の高いモデルです。膝から裾にかけてのシルエットはテーパーです。

 

リーバイス513を選ぶ理由

パッと買って、パッとお洒落な感じになるジーンズを選んでいますので、とりあえず、股上深めでレギュラーフィットの501と505は外します。クラシックではなくモダンです。

脚が細ければ511を履くのがいいと思うんですが、膝下がテーパーしていますので、ふくらはぎが引っかかってしまい、体型的に無理があるんですね。

もう一度、フィットチャートを見てもらいますと、501よりも細く511よりも細くはなく、501より股上が浅く511よりは股上が浅くはない絶妙な位置につけているジーンズがあります。

このチャートですと、513と508がそうですが、508はテーパーなので、513がベストポジションにいることがわかります。

やや太目なおっさんが着てもスリムでスタイルよく見えるジーンズがあり、それがリーバイス513なんです。しかもストレッチです。

 

手短にポイントだけ言いますとこうなります。

リーバイス513のポイント

  1. リーバイス501よりもスリム
  2. お尻がデカくなく見えるミドルライズ
  3. スリムでも楽に動けるストレッチ

 では、リーバイス513を実際に見てみましょう。

 

これがリーバイス513だ 

リーバイス513の全体シルエット

リーバイス513 表

 表です。見るからにスリムストレートのシルエットです。

  

リーバイス513 裏

 裏です。これも見るからにスリムストレートのシルエットです。

 

ウエストはいつもより1インチ小さいものを買っています。ストレッチなので小さめでなんなく履けてしまんですね。2サイズ下も履けますがあまり無理はしない方がいいです。

ポイントのひとつであるお尻をチェックしてみましょう。

リーバイス501と513のバックシルエットの比較

リーバイス501と513のバックシルエットの比較

左はよく履いている1サイズ上のリーバイス501(32インチ)です。ストレッチではありませんので、1インチあげた方が履きやすいということもあります。

右がリーバイス513(31インチ)の後ろになります。1インチ違いますが、股上寸法は501の方が深く、お尻まわりも余裕をとっていることがわかります。

股上が深いほどウエストの細い部分にジーンズの上端がきますので、ヒップ部分とのメリハリ感が出てきます。股上が浅いほど腰のひろがった部分に上端がきますのでスッっとした感じになります。

両方ともワンウォッシュですが、こんなに色が違うんですね。513は最新技術で濃い色を出してるんだと思います。

 

ストレッチ素材であるため、やや太目な体型でもこうしたジーンズが履けるようになりましたが、このストレッチ素材であるために、1%のポリウレタンが入っています。

 このストレッチ素材の耐久性はどうなっているのでしょうか。

 

ストレッチジーンズの耐久性は?

 たしかに綿100%のジーンズですと、50年ぐらいは持ちます。

1967年につくられたリーバイス501

これは1967年につくられたリーバイス501ですが、製造から50年経過しても普通に履いています。ヴィンテージとなる条件としては、自然素材100%というのが重要になる感じですね。

 

一方、30年ぐらい前のハンティング・ワールドのかばんは、ポリウレタンや樹脂が劣化してぼろぼろになっています。 

劣化したハンティング・ワールド

 ある時、かばんの中から大量の粉が発生しそれがつきることがないんですね。本体が粉に変化してるんです。最後は織布一枚で止まります。表面も、日焼けでめくれた皮のようにぺりぺりと剥がれ続けます。

ストレッチ素材に含まれるポリウレタンは1%であり、ほとんどがポリウレタンや樹脂であるハンティング・ワールドのかばんとは比較にならないかもしれません。

それに、最近のハンティング・ワールドは材質が見直されたのか劣化の気配はありません。

むかしのハンティング・ワールドはたしかにボロボロになっているんですが、素材が粉に変わって薄くなっていて、旅先で使うかばんとして重宝してます。エコバックのよに薄くなっていますので、リュックになんなく入るんですね。

ポリウレタン混入率1%のストレッチジーンズが実際に劣化したという話はサンプル数が少ないこともあり、今のところおそれるに足りずではないかと考えています。

 仮に劣化したとしても、個人的には、樹脂の劣化もひとつの味ではないかというとらえ方をしています。パンツのゴムみたいにビヨーンと伸びることはないんじゃないかと思います。

 

また、リーバイス501と違って、レングス違いのサイズは豊富に用意されているわけではありませんので、裾上げする必要があります。

何センチ裾上げするかですね。ここも重要なポイントになります。

 

 

 

裾上げ前夜:リーバイス513の裾上げ長さの検討

裾上げの長さは、ロールアップなしで靴にギリクッションするぐらいを狙います。

とりあえず前だけを見て自分がいいと思う寸法まで折り返してみます。

それが7㎝でした。

裾を7㎝折り返した状態

リーバイス513の裾上げ長さの検討1

 

前を見ますと丁度いい感じもしますが、この見え方がくせものなんですね。折り返しは折り返しであって、裾上げ後のイメージを正確に再現してるわけではないのです。

たるみなどで1~2㎝はすぐに変わってしまうんですね。

サイドも丁度いい感じですが、後ろがあきらかに生地がもたついた感じがしています。7㎝の裾上げでは少し長い可能性がありますね。

もう1インチ(2.5㎝)足して9.5㎝折り返してみましょう。

裾を9.5㎝折り返した状態

リーバイス513の裾上げ長さの検討2

 7㎝の時と比べてロールアップの幅がかなり長くなっていることがわかります。

このロールアップ幅の増大に比べて、裾下の位置はそれほど変わっていないように見えます。7㎝の折り返しでは、どこかに生地がたるんで見かけ上の長さになっていたんですね。

9.5㎝折り返しの前は若干短めに見えます。サイドは丁度よさそうです。バックも丁度良さそうです。

まだどこかにたるみが隠れているかもしれませんので、念のためにあと1㎝折り返してみましょう。

裾を10.5㎝折り返した状態

リーバイス513の裾上げ長さの検討3

 10.5㎝の折り返しです。前はあきらかに短いですね。サイドはくるぶしセンターなので、ロールアップした時には丁度いい感じの長さですが、シングルでは短い長さです。

後ろは丁度よく見えますが、前とサイドが短いですね。

この3つのパターンの検討では、9.5㎝の裾上げがおそらく丁度いい感じの丈と分析されます。

裾丈はシングルでギリクッションを狙っているため、気持ち長めに調整して9㎝の裾上げとすることにしました。

 

だいたいいつも利用しているお直し屋さんに裾上げに持って行きました。

裾上げでは驚愕の事態が待っていた…

9㎝裾上げチェーンステッチでと頼みますと、店の人は、チェーンステッチはできないよと答えました。理由は、ストレッチジーンズはチェーンステッチすると生地が伸びるというのです。

しかもシングルステッチでもチェーンステッチよりはマシだが生地が伸びるということでした。もしかしたら、いつものようにユニオンスペシャルという古いミシンで裾上げする店に持ち込んだのが理由かもしれません。

ユニクロではストレッチジーンズでもチェーンステッチの裾上げを別注で受け付けています。綿100%のジーンズはユニオンスペシャルで、ストレッチジーンズは新しいミシンで裾上げするのがよさそうな感じがします。

 

これが裾の仕上がりです。 ユニオンスペシャルのシングルです。

リーバイス513 裾の仕上がり

 左がカットしたオリジナルの裾と右が裾上げ後です。

オリジナルの裾は、ワンウォッシュとおそらく何らかの加工によりパッカリングしています。

右側の裾上げ後は、そこでばっさりきったように真新しく、お直し屋さんの説明にあったように、なんとなく生地がびよーんと伸びています。これがウレタンの伸びということなんでしょうね。

履きつぶしたジーンズ以外で裾上げするのは、約30年ぶりになりますが、感慨深いものがあります。

こうした処理に抵抗がある場合は、リーバイス501のジャストレングスを探すことになります。

archipelago.mayuhama.com

 このエントリーでは、コーンミルズのラストモデルを紹介していますが、セルビッジではないノーマルモデルでもやはりコーンミルズの生地はものすごく特徴があります。

ホワイトオーク工場のボロボロの床板で機械をゆらしながら生地を織るため表面がでこぼこしています。もうこんな生地はつくれないだろうと思います。

【アメリカ製 Made in USA】 リーバイス501 リンスカラー(ワンウォッシュ)

  

 しかし、そこから少し出てみようということで、リーバイス513を買ったわけなので、裾上げカットの無残な姿にたじろぎながらも力強く先へ進んでみましょう。

 

 

 

 裾上げしたリーバイス513です。(以後、ページの構成上、若干お見苦しい画像が続きます。)

リーバイス513の裾上げ後の世界

わかりやすいようにTシャツはパンツインしています。

 リーバイス513 シングル履き

リーバイス513 シングル履き 前

ギリワンクッションに仕上がりました。

リーバイス513のシルエットによって、メタボなおっさんの下半身がかなり矯正されています。これでもマシになっているのです。

このおっさんの実際の体型はこちらのエントリーである程度確認することができます。スリムテーパードを履いた時がかなりひどい状態であるといえます。

ZOZOのTシャツとジーンズを着る場合の留意点 / 骨格ストレートはジャストサイズをどう着ればいいのか|note

 

リーバイス513 シングル履き 横

 サイドです。膝下がストレートなのでふくらはぎもジーンズの中にすっぽりとおさまっています。

靴にかかるぐらいのギリワンクッションですが、靴にふれないぐらいのギリワンクッションというのもあります。もう1㎝短めですね。

あまり丈の長さにこだわりすぎてしまいますと、ジーンズのラフな感覚がなくなってしまいますので、このあたりは仕上がってきたものをものを素直に履くという感覚でいいかと思います。裾上げを完璧に行うのは、型番や靴や体型などの多くの変数があり、実際は難しい話なんですね。

 

 

リーバイス513 シングル履き 後

後ろです。お尻が大きいことは大きいですが、巨大なお尻という感じではなくなっています。このモデルはお尻がデカく見えないようにかなり計算してつくっています。

 

シングルステッチですが、2~2.5㎝ロールアップしたイメージも見てみましょう。

 

リーバイス513 2㎝ロールアップ履き

 

リーバイス513 2㎝ロールアップ履き 前

 1インチ(2.5㎝)ロールアップしただけでかなりカジュアルになります。

 

リーバイス513 2㎝ロールアップ履き 横

2㎝折り返しますと、くるぶしのセンターにかかります。

個人的には、裾丈とくるぶしの関係を重視しています。やや太目の体型の人は、肉が骨より勝っていますので、くるぶしを半分くらい出した方が尖った印象を出せる場合があり、骨っぽい体型の人は、ごつごつしたものは隠した方が上品に見えるという傾向があります。

 

リーバイス513 2㎝ロールアップ履き 後

後ろです。

 せっかくスリムなシルエットを履いていますので、シングルで履いた方が足が長く見えるということはあります。

 

どこでリーバイス513を買うのか

リーバイス513はリーバイスショップとかライトオンなどで売っています。

定番的に並べてあるのはライトオンになります。実際に試着できるのがいいですね。裾上げにもいろいろなオプションがあると思います。

近くにリーバイスやライトオンがなければ通販でも買えます。 Amazonですと実勢価格となり5000円程度で買えます。リーバイスやライトオンですとセールの時期を狙うがいいですね。

アマゾンで買うメリットは返品が無料なことです。

Levi's 513-スリムストレート - Amazon

ウエストは、ストレッチがきいていますのでいつもより1インチ下を狙うぐらいがいいのではないかと思います。色も一番濃いものがやや太目な体型にはしっくりきます。

裾上げは、自分でじっくり裾上げ長さを決めて、近所にあるお直し屋さんに持っていくことでいいかと思います。ミシンで縫うと生地が伸びてしまいますが、このジーンズの場合は全体のざくっとした見た目を重視すればいいので、それほど厳密になることでもないかと思います。

 このジーンズをベルトなしで履いて、フィットしたブロードの新品シャツをパンツインして着れば、どこからどう見てもスマートなオジサマの出来上がりです。

 

(追記)リーバイス513にTシャツをあわせる場合、コストパを考えますと、ユニクロユーのクルーネックTのやや小さめのサイズを選ぶのがベストになります。

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