レビュー-映画
風立ちぬが宮崎監督の引退作品と思っていましたので、当初は、君たちはどう生きるかを観るつもりはありませんでした。 ネットの感想が目に入り、よく分からなかったという内容が幾つかあったため、自分で観てみないと、分からないなと思い観ることにしました…
2月16日に岡崎京子原作の映画「リバーズ・エッジ」が公開されるという。 映画『リバーズ・エッジ』公式サイト スター・ウォーズを見て、館内を出ようとすると、貼ってあったポスターに釘付けになった。 「リバーズ・エッジ」を語ることは難しい。 自分の部屋…
旧作の延長の作品として見る場合は少し辛めの点数になるかもしれない。100点ではないだろう。前作「フォースの覚醒」のにもその傾向があった。しかし前作の最後の5分はスター・ウォーズを見る意味を再認識させるものはあった。スター・ウォーズ「最後のジェ…
誰にでも直視できない問題がある。避けては通れぬ苦しみと言っていいだろう。できれば避けて通りたい… 避けては通れぬ映画がまた始まる スター・ウォーズの新作は、避けては通れぬ問題を直視する方法を教えてくれる映画なのかもしれない。 重く陰鬱なジェダ…
スター・ウォーズの新作。ふたを開けて見るとカイロ・レンが大人気でした。 悪のヒーローのかっこ良さではなく「厨二病キャラ」として目立ちまくっていました。(「フォースの覚醒」の若干のネタバレがあります。) オレたちのカイロ・レン? ヴィジュアルだ…
私には悩みがあります。今年最大の悩みです。それは「フォースの覚醒」をいつ見るのかというものです。人ごみが嫌いなので初日は避けたい、でも見たい…… そんなスター・ウォーズ新作の公開まであと1週間となってしまいました。 この絶妙なタイミングで、本…
今年のマイ流行語大賞は「スター・ウォーズ新聞」だった。2015年がどんな年か聞かれれば、スター・ウォーズ新聞を何度も読み返したイヤー(year)と答えるだろう。 スター・ウォーズ新聞とは、新作「フォースの覚醒」にあわせてつくられた世界初のスター・ウォ…
ハードな運命。誰もが背負っている。そんな運命になす術なく流されそうになる。しかし、おのれのハードな運命と粛然と向き合わなくてはならない。厳粛に自分と対決するのだ。そんな自分との闘いに勇気をくれた物語がある。 僕は運命を変えようと思う うちに…
ふつうに良かったと語る『ロスト・イン・トランスレーション』。女子の下品とおぼこの狭間で。ビル・マーレイ同好会の行方。
今週のお題「さむい」 エンディングが終わり、館内の照明が灯された。座っているのは、ぼくも含めて三人だけ。ほかの客はエンディングの音楽が鳴りはじめると、とっとと出て行ってしまった。さむい。この寒さを熱に変えなければならない―― どう見るべきか『…
スクリーンが閉じられるまで誰も動かない。誰も動かないと次の回の入れ替えに困るので、映画の方で感動させすぎない細工をしているくらいだ。 前の席に若いカップルが座っていた。映画が終わり、彼氏に「DVDが出たら買おうよ、買うよね!」と耳元でささやい…
『ゴーン・ガール』のエンディングが流れても誰も席から動けなかった。感動したというよりも、見づかれてぐったりしてしまったのだ。なかには始終クスクスと笑い続けていた宇宙人のような女子もいたが……。来年の流行語は宇宙人女子とか猛者の女といったとこ…
映画『風立ちぬ』で、主人公が山の避暑地に行き、山小屋を大きくしたようなホテルに滞在する。このホテルのモデルは上高地帝国ホテルだろうと思った。 宮崎アニメには、現実の場所や建物をモデルにしたイメージが度々登場する。千と千尋の道後温泉やポニョの…
大阪までの飛行機に時間があるので、伊予鉄の高浜駅を見に行った。映画『真夏の方程式』の始めと終りのシーンに、高浜駅が『玻璃ヶ浦駅』として登場する。映画のようなイメージの駅だったろうかと思い、時間つぶしに再確認しておこうと思った。 駅の造りは、…