アーキペラゴを探して

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POPEYEの「京都特集」はどうなのか。 / 2017年 京都案内

駅のホームにどーんと、ポパイの「京都特集」の広告が貼ってあった。

関西人なので雑誌の「京都特集」を買う必要もないのだが、本屋で手にとって買ってしまった。雑誌というのは、手に取ると買ってしまうように作られているからだ。

 

ポパイ7月号「お邪魔します、京都。」

ポパイ7月号「お邪魔します、京都。」表紙

 表紙は、建仁寺方丈の枯山水。東京の雑誌らしくストレートで攻めて来たか。

雑誌には書いてないが、建仁寺では京都の他の禅寺同様、座禅体験ができる。第2日曜8時にやってるので、泊りで京都に行った時の日曜は、座禅から始めてみるのもいいだろう。時代はマインドフルネスに向かっている。

禅寺体験 | 建仁寺

 妙心寺では泊りの座禅会も体験できる。

坐禅会|京都花園 臨済宗大本山 妙心寺

 

次は、目次を見てみよう。 

ポパイ7月号「お邪魔します、京都。」目次

 背景の写真は、四条河原町の喫茶「ソワレ」。東郷青児の絵がかけてあったりする。

目次を見ても濃過ぎる。

 

内容を少し見てみよう。

 ペラペラと頁をめぐる。これが駅に貼ってあった広告の写真だ。

ポパイ7月号「お邪魔します、京都。」見開き

 先斗町の床と鴨川と四条大橋と北山の山並み。代表的すぎる京都の絵。四条を挟んで北と南に床のある店はたくさんあるので探索してみるのも面白い。

 

 巻頭には、松浦弥太郎氏による「京都の庭」案内。

ポパイ7月号「お邪魔します、京都。」庭

スタンダードなものを好む松浦氏らしいチョイス。東福寺、建仁寺(雲龍図)、大徳寺龍源院(東滴壺)、竜安寺などを6ページに渡って紹介。最後に沿えられた文章も「京都の庭」入門には参考になる。

京都では「禅味のある庭」がひとつの肝である。このブログでも「枯山水や名庭」を紹介したエントリーを書いたので参考になるかもしれない。

京都の枯山水 私選ベスト7 & 申し込んでも見たい京都の名跡ベスト3 - アーキペラゴを探して

 

次のテーマは喫茶店。京都には庭と同じくらい印象深い喫茶店がある。

ポパイ7月号「お邪魔します、京都。」喫茶店

 雑誌の京都特集の場合、どこの喫茶店を紹介するかでお里が知れてしまう。ポパイが数ある喫茶店の中でトップに持ってきたのは河原町の「六曜社 地下店」。京都人もこの雑誌に「合格!」と太鼓判を押すだろう。渋い選択だ。記事にもあるが緑色のタイルが見どころだ。普通のタイルということらしいが。

個人的に好みなのは、どのガイドブックにも書いてあるイノダコーヒーの三条支店。高倉健も度々通った店。

高倉健さんの指定席 / イノダコーヒ三条店 - アーキペラゴを探して

他にも、寺町のスマートコーヒーや京大前の進々堂なんかも好みである。ポパイにも三店とも掲載されている。健さんが本当に馴染みにしていた店も載っている。 

他のテーマでもマニアックに色々なスポットや店を紹介しており、雑誌ではあるが「完全保存版」と言える内容だろう。

 

ポパイのツイッターアカウントもチェック。

ポパイのツイッターで、この特集の「おすすめ記事」をチェックしてみよう。

 

 この花見小路の「ういきゅう」は食べたことなかったな。この特集には「えっ、こんなんあったんや」っていうのがけっこう見つかる。

 

 鯖寿司は関西にはいろんなバリエーションがありおいしい。

 

 京都の甘味は際限がない。ポパイではあえてチョコタルトを紹介している。

個人的にはド定番ではあるが鍵善のくずきりがおすすめ。

喫茶 | 鍵善良房

 御所近くの虎屋菓寮は上京らしいハレっぽさを感じることができる。

京都一条店(直営店・虎屋菓寮) | とらやの和菓子

 

 なんとスナックまで紹介しているという。もちろん気軽に入れるショットバーも紹介している。

 他にも小津安二郎、デヴィッド・ボウイ、北大路魯山人が常連だった店、黒澤明の常宿なども紹介されている。

うーむ。 あらためてページをめくってみても内容が盛りだくさんすぎる。

ポパイ7月号「京都特集」

POPEYE(ポパイ) 2017年 7月号 [お邪魔します、京都。]

POPEYE(ポパイ) 2017年 7月号 [お邪魔します、京都。]

 

 

京都はネタが尽きることがない都

京都。1200年の都。BSで「京都の極み」なる番組がある。船越英一郎が出てるアレだ。

視聴者はいい加減、ネタが尽きるのではないかと心配しているのではないか。しかし、その心配には及ばない。ポパイの京都特集のごとく京都はネタが尽きることがない。1200年分のネタがストックされているからだ。番組もいずれその驚愕の事態に気づくだろう。

 

だから、京都に行く場合、一度に何もかも見てしまおうと欲張ってはいけない。このポパイの特集のように、自分が興味あるテーマに沿って旅するのもひとつの流儀だ。

人生の狭間で、自分の時間がある時に、テーマを絞って小まめに訪れてみる。記憶に残る京都になるだろう。

 

ユニクロのダメージジーンズが想像以上に良く出来ていた。

久しぶりにユニクロに行ったら、ひとつの店内広告に目が止まった。 

「完璧なダメージをつくった。それは完璧よりも気分がいいから。」 

完璧なダメージをつくった。それは完璧よりも気分がいいから。

このコピーに反応したのは、ダメージジーンズには一家言あったからだ。

ジーンズと言えばリーバイス501。つまり、僕の中では、ジーンズと言えばリーバイス501とそれ以外のジーンズの2つのカテゴリーに分けられていた。

リーバイス501の中でも、ヴィンテージと呼ばれるオールドタイプは、製造されてから50年以上経過しているため、履かれていたものは殆どがダメージジーンズとなっている。

 

「完璧なダメージ? 本当なんだろうか?」早速、試着してみた。 

うん? 生地に加工がしてあるのか履きやすいな。裾もジャストレングスだ。短く設定しているため切らずに履ける。ダメージジーンズで裾を切ってしまうとそこだけ新しくなり台無しになるのだ。

もう少しじっくりとこの「ユニクロのダメージジーンズ」を検証したくなった。ダメージが「ハードなタイプ」と「ソフトなタイプ」の2種類を持ってレジへと向かった。

 

家に持ち帰り詳細にチェックしてみた。まずはダメージ加工がハードなタイプから

ユニクロのダメージジーンズ(ハード) 

ユニクロのダメージジーンズ(ハード)1

  レギュラーフィットのシルエット。「501の古着じゃないか!」と思った人もいるだろう。

ワンサイズ大きめを購入。501では「腰で履く」という履き方があるため、ワンサイズもしくはツーサイズ大きめをベルトでしばって履かれることがある。ズラすのではなく、腰骨に引っ掛けるという感じですね。

 

ユニクロのダメージジーンズ(ハード)2

バックスタイル。バックポケットは小さめ。ステッチなしの仕様はいいが、パッチもなしなのでややシンプルか。ただ、股上は501に比べると2cmほど浅くしており、シルエットは現代風である。

 

ユニクロのダメージジーンズ(ハード)3

オープントップボタンにジッパーという仕様である。501はボタンフライなので、502を意識したのかもしれない。

リーバイス502レプリカ

 これはリーバイスジャパンが一番最初につくったヴィンテージレプリカの502。ジッパーにはTARONというメーカーのものが使われている。ユニクロのは信頼のYKK製。

  

ユニクロのダメージジーンズ(ハード)4

しかし、この膝に開いた大穴、日常着をメインとするユニクロの「商品」としてはどうなのかと不安に思う人もいるだろう。安心して欲しい。

現行品では「あて布」という、ヴィンテージのリペアでも使われる技術が裏地から施されており、実際に穴が開いていない仕様に改善されているのだ。

「穴」が開いていた方がいいというマニアは、一部の店舗(大阪店等)に残っているし、「あて布」を加工することもできるだろう。

 

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苦しみをなくす方法(2)

 このブログは基本的には「雑記ブログ」であるため、こうしたカテゴリーの内容を2回続けるのもどうかと思ったが、前回の内容をどうしても裏打ちしておかねばならないと思った。

 

前回の内容が頭に馴染んだことを前提で話を進める。 

archipelago.mayuhama.com

 

前回のエントリーでは、個人的に重要と思う内容を幾つか上げた。おそらく、これらの内容がバラバラに理解されているのではないか。これらの内容を自分の中でつなげる必要がある。そんなことは難しい……

なんと、これらの内容がひとつにまとめられた「経」があるのである。

その「経」をこのエントリーで上げようと思う。参照する本が、おそらく売っていないということもある。内容は特に説明しない。そのまま「覚える」ことが大事だと思うからだ。この「経」を長期に渡って念じることで内容は自ずから理解されるだろう。

 

2つのバリエーションがあるので、自分に馴染む方を覚えて欲しい。(「……」は繰返しのため、参照した本では省略されている)

 

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