アーキペラゴを探して

デニム、ヴィンテージ、旅、レビューのブログ

2015-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ガンガラーの谷へ / 女と男と命の根源を見る沖縄への旅

「ガンガラーの谷」はパワースポットとして紹介されることが多い。定番観光スポットなんだろうなと思って行ってみたら、正真正銘、本物の聖所だった。

ミッキー・ローク的であるということ / 『シン・シティ 復讐の女神』

今週のお題「さむい」 エンディングが終わり、館内の照明が灯された。座っているのは、ぼくも含めて三人だけ。ほかの客はエンディングの音楽が鳴りはじめると、とっとと出て行ってしまった。さむい。この寒さを熱に変えなければならない―― どう見るべきか『…

日本のモダニズム建築から現代建築への潮流『建築は知っている ランドマークからみた戦後70年』

1月にEテレで『建築は知っている ランドマークからみた戦後70年』という番組をやっていた。ランドマークとなった建築を通して、様々なエピソードを交えながら戦後70年を振り返る内容。面白かったので備忘録的なメモ。 建築は、時代を語る。東京の代表的な昭…

「言い訳」と「謝り」の真髄とは何かを考える / 『できる大人のモノの言い方大全』

以前勤めていた会社は、言い訳のプロや謝りのプロで満ち溢れていた。 反発心から、言い訳のプロや謝りのプロには決してならないでおこうと誓ったものだ。しかし、1900年代ののんびりしたビジネス環境とは違って、弱肉強食の2000年代は、仕事を覚えるより前に…

心がざらつく夜は焚き火を囲んで愛と絆を育もう / マイホーム焚き火とプラネタリウム

J McGuire | Flickr - Photo Sharing! 少し前に読んだコミュニティに関する記事が面白いと思いました。特に面白かったのがチーム・ラボの猪子寿之氏の発言。 場所からコミュニティは生まれるというのは幻想 場所からコミュニティが生まれるというのは幻想で…

このブログの注目記事の傾向について

ブログをはじめてようやく60記事になった。ネットでは100記事書いて一人前なんてことも見かける。60記事でも結構書いたのでは?と思っているので、200記事も300記事も書いてる人の心境は、アルタードステーツ(未知の領域)だ。はてなブログの場合、スマホでブ…

なぜ『ベイマックス』だけが絶賛されるのか

スクリーンが閉じられるまで誰も動かない。誰も動かないと次の回の入れ替えに困るので、映画の方で感動させすぎない細工をしているくらいだ。 前の席に若いカップルが座っていた。映画が終わり、彼氏に「DVDが出たら買おうよ、買うよね!」と耳元でささやい…

大人って何だ? 『おとなになる本』

大人って何だ?かつて大人とは何かを知りたくて万巻の書物を探った。 結論的には、みんな大人なのでその問いには意味がないということだ。フィリップ・アリエスによれば、子どもの発見は近代の出来事であった。つまり、むかし子どもは「小さな大人」として大…

コザ十字路から諸見百軒通りまで1950年からの連続性を歩いた

那覇では失われつつある沖縄の古い都会の風景。コザにはまだ残っている。レトロだけではない歴史の連続性を感じながらのコザの街歩き。

変貌する那覇 2 / 桜坂のハイアットリージェンシー

都会で心に傷を負うと桜坂に来てマイナーな映画を見た。そのあとオネーサンと呼ばなくてはいけないようなおばぁスナックで時間を過ごし、いつしか傷は癒えていた。たいした傷ではなかったのだろう。こじんまりとした桜坂は那覇でのマイフェイバリットスペー…

ホテルの朝食会場でポーク玉子おにぎりを自作する夢を見た

今週のお題「年末年始の風景」〈今週の一枚〉 私には夢がある。 いつの日か朝食バイキング会場で和食と洋食の境界がなくなり ひとつのテーブルに並ぶ日のことを 私には夢がある。 いつの日かあらゆるホテルの朝食会場にウチナーのソウルフードが並ぶ日のこと…