アーキペラゴを探して

デニム、ヴィンテージ、旅、レビューのブログ

このブログの注目記事の傾向について

ブログをはじめてようやく60記事になった。ネットでは100記事書いて一人前なんてことも見かける。60記事でも結構書いたのでは?と思っているので、200記事も300記事も書いてる人の心境は、アルタードステーツ(未知の領域)だ。

はてなブログの場合、スマホでブログにアクセスすると、下部に注目記事がリスト化され表示される。それがその時一番読まれている記事のようである。はてな社の人工知能がその時点のアクセスを分析して自動的にリスト化される。ブックマークによる短期的な影響があってもやがて偏りは修正され適確なデータとなる。アクセス数だけでなく各エントリの滞在時間も考慮されているのだろう。

ぼくはエントリについては傾向を変えて書くことが多い。このリストを見ると、どのような傾向の記事が読まれているのか分かって面白い。実際に読まれる記事は予想とは違っている。60エントリのブログではあるが、気づいた点を備忘録的にメモしてみたい。

 

【2015/01/11 注目記事リストから】

 

1位 僕がマッサンを見る理由 / フロム・ザ・バレルと音楽CD

マッサンに関する記事。マッサンは現在放送中であるため、検索流入が絶えずあるようである。スター数27 ブクマ数0

 

2位 高倉健さんの指定席 / イノダコーヒ三条店

 

高倉健さんに関する記事。お亡くなりになられてからしばらくたつが、検索流入から健さん人気は依然として根強いということが分かる。スター数24  ブクマ数0 

 

3位 本物よりも花らしい造花の真実 / 僕が『ゴーン・ガール』を見た理由

ゴーン・ガールに関する記事。現在公開中なのでこれも検索流入か。ベン・アフレックの筋肉に興味を持っている人が意外と多いことが分かった。スター数27  ブクマ数0

 

4位 ウィトゲンシュタインは究極のミニマリストか

ウィトゲンシュタインという難解な哲学者がテーマに関わらず、はてなブックマーク効果によりコンスタントに読まれているようである。スター数30 ブクマ数199



5位 テイラー・スウィフトが流れる高齢者シェアハウスは可能か

エントリ時はあまり読まれなかったので、現時点での需要がないことがなんとなく分かる。14000字を超えるエントリにも関わらず検索流入でわずかに読まれている。将来的に自分も含めて誰かがそういうシェアハウスを作ってくれないかと期待している。スター数24 ブクマ5

 

ブログを書いてこうしたフィードバックが得られることで、自分が思っているだけでは得られない視点に到達できる。

ブログを書くということは「なるほど」と思うことなのかもしれない。

 

このエントリを書いているあいだに注目記事の構成が変ってしまった。マッキンゼーであれば、こうしたフィードバックから、よく言われる「空 (事実)」→「雨 (分析)」「傘 (解決)」のフレームワークを使い、書く記事の傾向を最適化させていくのだろう。個人的には多少傾向を変えて書きたいと思っている。避けられない図式化やパターン化に無駄な抵抗をしているのだ。