チェックシャツには、色んな素材のシャツがありますが、秋冬は着て暖かいフランネルのチェックシャツがメインになります。ネルシャツですね。
今期、ユニクロのフランネルシャツがチェック柄の充実度において格段の飛躍を遂げました。種類が多過ぎてどれを選んでいいのか迷う人も多いのではないかと思います。
そこでユニクロのチェックシャツの選び方のポイントを整理してみました。
目次
ユニクロ フランネルシャツの特徴
これは数年前のユニクロのフランネルシャツです。ネルシャツは何年か着ていますと、風合いが出てくるのが特徴です。左側のフランネル生地がソフトな方が、着なじんだ風合い感が出るような感じです。
全体的な傾向として、今年はモノトーン系のネルシャツは少なくなり、発色が鮮やかなネルシャツが増えました。例年と比べ色あざやかさは歴然としているように思います。
2017年、ユニクロネルシャツの種類が激増
ユニクロとGUのフランネルシャツには表地、裏地とも起毛されていますが、柄や種類によって起毛の程度が微妙に異なります。アイテムごとの起毛の違いも、選び方のポイントになります。
発売されるネルシャツはメンズが24種類、ウィメンズ、キッズ合せて100種類とチェック柄の種類が多いこともあり、ユニクロのフランネルシャツをざっくりとカテゴライズしてみました。GUのネルシャツについても気になったものを紹介しています。
ユニクロ&GU フランネルシャツ2017
まずは今季初のインディゴ染めのネルシャツです。
インディゴフランネル
ジーンズと同じインディゴ染めのネルシャツをユニクロが発売しました。ジーンズと同じように色落ちで服を育てる楽しさがあります。
デニムシャツっぽくもあり、ネルシャツっぽくもあるアイテムです。1990円(税別)
ユニクロ|フランネルチェックシャツ(インディゴ)|MEN(メンズ)
いい感じに色落ちしそうな柄です。パステルっぽいタイプはふわっとした色落ちになります。
ユニクロ|フランネルチェックシャツ(インディゴ)|MEN(メンズ)
このアイテムは前の2つのインディゴフランネルに比べて起毛が微妙に少ないタイプですが、その分、着た時にシャープな印象になります。
ユニクロ|フランネルチェックシャツ(長袖)|MEN(メンズ)
伝統チェック柄
タータンチェックなどの伝統チェック柄のフランネルシャツです。
JW ANDERSONとのコラボのネルシャツです。英国伝統のタータンチェックをすっきりと仕上げています。
ユニクロ|フランネルチェックシャツ(JW ANDERSON)
スタンダードなネルシャツという感じがする一枚です。
ユニクロ|フランネルチェックシャツ(長袖)|MEN(メンズ)
赤ベースがちょっと派手だと思う人も紺ベースだと伝統チェック柄も着やすくなります。
ユニクロ|フランネルチェックシャツ(長袖)|MEN(メンズ)
出典:GU|ジーユー公式サイト
GUのフランネルシャツには、かなり柄の小さいチェックシャツもあります。1490円(税別)
ブラックウォッチとオンブレチェック
ブラックウォッチと呼ばれるスコットランドのチェック柄です。ボタンダウンの仕様で着丈もレギュラーカラーより1cm長くなっています。パンツインで着るタイプですね。
生地も他のフランネルシャツより薄くなっているため、重ね着がしやすく着るシーズンも長めになります。
ユニクロ|フランネルチェックシャツ(ブラックウォッチ)|MEN(メンズ)
オンブレチェックと呼ばれるグラデーションがかかったようなチェックです。着た感じがソフトな印象になります。
ユニクロ|フランネルチェックシャツ(長袖)|MEN(メンズ)
タッターソールと無地
シンプルなタッターソール柄です。ボタンダウンになっていてネクタイもしっかりおさえることができますので、色目を選べばビジネス利用も可ではないかと思います。
ユニクロ|フランネルチェックシャツ(長袖)|MEN(メンズ)
タッターソールはイネスコラボでもネルシャツを出していましたが完売しつつあります。イネスのメンズはファーストシーズンということもあり、なくなるのが早かったです。
ユニクロ|フランネルチェックシャツ(長袖)+E|MEN(メンズ)
無地のフランネルシャツもあります。白やグレーは十分冬季のビジネス環境で利用できる感じです。
ユニクロ|フランネルシャツ(長袖)|MEN(メンズ)|公式オンラインストア(通販サイト)
最後にネルシャツの王道ブロックチェックです。
ブロックチェック
バッファローチェックとも呼ばれるネルシャツの代表的な柄です。決まるとかっこいネルシャツです。フィールドでハンターからの誤射を避けるための柄がルーツと言われています。4色展開です。
ユニクロ|フランネルチェックシャツ(ブロックチェック)|MEN(メンズ)
ちなみこのブロック柄は、ウィメンズのブロックチェックよりも柄が小さくなっています。GUのブロックチェックはユニクロメンズより更に小さくなっています。
ここまで小さくなると、ギンガムチェックの大きい柄と言えそうです。襟もボタンダウンです。柄が小さいのであわせやすいです。ネイビー、ダークブラウン、モノトーンの4色展開です。1490円(税別)
ユニクロのフランネルシャツが伝統に近いデザインであるのに対し、GUのフランネルシャツは現代風にアレンジされた傾向があります。
さらにGUには、ヘビーウェイトのブロックチェックのネルシャツもあります。
出典:GU|ジーユー公式サイト
厚手のフランネル生地にウォッシュ加工をほどこし、ヴィンテージ風に仕上げています。ダークオレンジの他にもオリーブ、パープル、モノトーンがあります。価格は1990円(税別)です。
(この商品は、オンラインか超大型店(横浜港北ノースポート・モール店、心斎橋店)でのみ取り扱いになるようです。)
アウターとして着る裏ボアタイプのブロックチェックシャツもあります。
出典:GU|ジーユー公式サイト
こちらのブロックチェックはかなり大柄になっています。
他にもいろんな色や柄のチェックシャツが揃っています。
ユニクロフランネルシャツ
GUフランネルシャツ
フランネルシャツのコーデ例
フランネルシャツのコーデは、シャツとボトムスのコーデをして、その上にアウターをはおるというシンプルなものです。
ボタンを留めて着るノーマルな着方と、ボタンを留めずにはおるだけのグランジ風の着方があります。
アメリカの実例を見ながらフランネルシャツのコーデを検証してみましょう。
ブロックチェックのコーデ
赤のブロックチェックとブラックジーンズのコーデです。少し破れたブラックジーンズも渋いですね。
ブロックチェックのコーデはブロックチェックの黒とボトムズ黒をあわせるとまとまりやすいです。この考え方は他のカラーやチェック柄にも応用できます。
赤のブロックチェックのかわりに、オンブレチェックのブルーを選んでみました。
ユニクロ|フランネルチェックシャツ(長袖)|MEN(メンズ)
次はボトムスです。
ボトムスは、秋冬はヒートテックスリムフィットジーンズの黒です。
最後にアウターです。
アウターも黒を選ぶとまとまりあるコーデとなります。ブロックチェックに個性がありますので、光沢あるノーマルのダウンなんかがよく似合うかと思います。11月22日まで限定価格で7990円(税別)です。
伝統チェック柄のコーデ
出典:flannel hottie | Bob Roberts | Flickr
ジャストサイズのネルシャツをきちっと着ています。
伝統チェック柄とブルージーンズのコーデです。チェック柄に白いラインが入っていますので爽やかな印象になります。
ブルー系の白いラインが入ったチェック柄のネルシャツです。
ユニクロ|フランネルチェックシャツ(長袖)|MEN(メンズ)
ユニクロジーンズの一番押しストレッチセルビッジスリムフィットジーンズです。秋冬はブルーのヒートテックスリムフィットジーンズか下にヒートテックタイツの履けるレギュラーフィットジーンズという選択もあります。
ユニクロ|ストレッチセルビッジスリムフィットジーンズ|MEN(メンズ)
地味になりすぎる可能性がありますので、アウターには押しの強いネオレザーダブルライダースジャケットのような選択もあります。
グランジ系のコーデ
出典:Another Day of Dreams. | This is actually really old, but i … | Flickr
白いTシャツに少し大きめをはおるようにさらっと着ています。
グランジ系のネルシャツの選び方は、似合う色や柄が人それぞれの肌と髪の色によって違いますので試着してみて自分にあった色や柄を選ぶのが望ましいのではないかと思います。結局は店頭で見てお気に入りの一枚を選ぶということになります。
グランジ系のコーデでは下に着るTシャツが重要になります。
白のソフトタッチクルーネックTが爽やかな感じです。
半袖の方がいいのですが、秋冬用に長袖もあります。厚手の生地です。ライトグレーもいい感じになります。グランジのルーツ的には他の色も可能です。
ユニクロ|ソフトタッチクルーネックT(長袖)|MEN(メンズ)
グランジ系の着こなしは、上にはおるシャツのボタンを留めてはいけないということですが、秋冬はどうしてもボタンを留めたくなります。そうした場合には、ヒートテックやできれば厚手の極暖ヒートテックをTシャツ替わりに着ることも可能ではないかと思います。
首まわりのディテールが洗練されてきてるんですね。極暖ヒートテックを着ますと、暖かいのでボタンを開けたいぐらいになります。
ユニクロ|HEATTECH(ヒートテック)|MEN(メンズ)
ボドムスは、グランジのルーツを考えますと、ダメージジーンズということになりますが、最近はきれいめな傾向になっていますので、ユニクロL.A.のデニムイノベーションセンターで企画されたウォッシュ加工のレギュラーフィットジーンズかがしっくりきます。12月には色落ちを考えて糸のより方から開発したスリムフィットジーンズが発売予定のようです。
ウォッシュ加工は濃い青と薄い青の2種類があります。レギュラーフィットなので下にヒートテックタイツを履いても違和感はないです。
グランジもレイヤード(重ね着)なので、シームレスダウンやウルトラライトダウンの艶消し色のアウターを選ぶとコーデとしてはまとまりやすいかと思います。
チェック柄がはえるライトグレーのシームレスダウンパーカも渋いです。
ネルシャツのサイジング
ネルシャツは、小さめものを着たり、オーバーサイズを着たりといろんな着こなしが出来ます。ジャストサイズもしくは小さめを着た方がスタイリッシュで、大きめを着ると個性的な傾向になります。グランジといった重ね着も一般的になっています。ネルシャツの本場がアメリカということもあってわりと自由なんですね。
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