ようやくこのエントリーで100記事目。これでブロガーとしては一人前?なのかなと思う。かなりおこがましい気もするが、100記事を書くあいだに気づいた点を述べてみたい。
「ブロガーの読者はおそらくブロガーである」
「ブロガーは海がめの子どもにたとえられる」
「ネットは出口のない素敵な海だ」
気づいた点なのか単なる世迷言なのか、自分のつくったフレーズをひとりつぶやきながら、粛々と記事を書き続けた。そしてどうにか100記事。
つまり、ブログを書くのは意外とたいへんであった。イージーではなかった。それは、いろんなテーマで文章を書くことに慣れていないことによるんだと思う。
そのため、90記事を越えたあたりから、です・ます調にした。だ・である調では持たなかったんです。日常生活で使う、です・ます調の方が楽なんですね。
だ・である調は短距離向き、です・ます調は長距離走法。100記事書くことで、それが分かった。ブログに出会えてよかった。
このブログの注目記事
はてなブログが自動集計するリアルタイムのアクセスランキング。60記事目でもやったので、この記事を書いてる時点での上位6記事を振りかえってみたい。
【2015/05/30 注目記事リストから】
1位 ソニーのLED電球スピーカーで「ノルウェイの森」を聴こう
これは製品レビューですね。新製品なので検索流入が多いようです。製品レビューはこの記事だけですが、投稿したタイミングで1位になってしまいました(笑)。
2位 「村上さんのところ」を旅する連休 / 印象に残った回答(前の方から)35選
これは「村上さんのところ」のミニまとめですね。「村上さんのところ」から引用した部分は本当におすすめです。何度読んでも名言ばかりです。作家というのは一語一句書くときの頭の働かせ方やテンションが全然違うんだろうなと思いました。村上春樹だからということなんでしょうけども。
3位 糸満、与那原で那覇バスターミナルの名残を惜しむ
那覇バスターミナルについての記事。これが3位なのには理由がありまして、デイリーポータルZに自由ポータルZという読者投稿コーナーがあって、そこに投稿して掲載されたからなんです。それでアクセスが増えたんですね。
やらなくていいことをして行かなくていい場所に行こう
自由ポータルZのコピー。燃えますよね。やらなくていいことをして行かなくていい場所に行ってやろう! 呪文のように繰り返すとなぜか勇気がわいてきます。
掲載されますと、編集部の方から寸評も頂けますので勉強になります。
ハッピーターン砂絵・プードルケーキ - 自由ポータルZ:デイリーポータルZ:@nifty
ミキの記事も掲載されました。
泳げ!たい焼き君、阿蘇山観音祭り - 自由デイリー:デイリーポータルZ:@nifty
4位 田中一村の絵を見る一泊二日の旅 / 奄美大島「田中一村記念美術館」
田中一村の記事です。田中一村は、生前認められることはなかったんですけども、そういうことを超越した領域に本人はひとり到達していたということが、現地で、晩年の絵を見たり、最後に住まれた家を見ると良く分かりました。
5位 テイラー・スウィフトが流れる高齢者シェアハウスは可能か
この記事は60記事の時にもランクインしていましたので、二度目です。経済的に恵まれない場合であっても、老後、居住面でより良く生きる方法を考察しています。かなり長い記事ですけども、わずかに読まれて続けているようなので、このブログの意味もあったのかなと思いました。
6位 東京・妄想旅行 / ホテル編 1(アマン東京)
書いている間にこの記事がランクインしましたので追加しました。5位とは対極にある記事内容です。最後の方でわりと専門的なことを書いていますので、その辺りが読まれるのだろうと思います。だから、この記事を検索で読む人は、かなり趣味のいいお金持ちですね。記事の内容は下品なんですけども。読んでしまって、あらやだとか言ってると思います。
お題職人として生きる
DPZへの投稿は最近ですが、半年以上続けている投稿もあります。はてなブログの「お題」です。むかし深夜ラジオで頻繁にはがきを投稿する「はがき職人」という存在があったんです。はがき職人をイメージして書いてました。「お題職人」ですね。掲載されたのは現在のところ以下の5記事。編集部の人たちに感謝。
週刊はてなに掲載されたお題記事
途中下車したらここへ! 地元民が通うソウルフードと台湾料理 #地元発見伝 「ぶらり地元旅」から名店情報です - 週刊はてなブログ
地元のメリークリスマス! #地元発見伝 ラストお題は「はてなグッズ福袋」をプレゼント&2ヶ月間をふりかえります! - 週刊はてなブログ
白川郷も寒ければテキサスも寒い! 寒さを感じる音楽や絵本。世界を股にかけた、それぞれの「さむい」ふりかえり - 週刊はてなブログ
たて直そう! 修正しよう ふりかえろう! 今だからこそ「今年の抱負」 - 週刊はてなブログ
星に、やかん、プラコップ、超合金、浴衣、緑色のもの! みんなが「子供の頃に欲しかったもの」にストーリーが詰まっていました - 週刊はてなブログ
UFOとの遭遇、動物、SNS、夕陽、ドップラー効果。これぞ「うちのおかんだけ!」というエントリーをピックアップ! - 週刊はてなブログ
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ブロガーは海がめの子どもなのかもしれない。
ブロガーの卵から海がめの子どもがたくさん生まれる。浅瀬のサンゴのまわりで遊び続ける子どももいれば、流れの速い外洋に泳ぎだす子どももいる。
生まれたばかりなのに深い海で消えてしまう場合がある。5年も6年も生きて大きく育ったのに唐突に消えてしまう場合もある。生まれた場所に還り、涙をボロボロ流しながら卵を産む海がめもいるかもしれない。
ブロガーは海がめの子どもなんだと思う。ある日、消えたと思っていた海がめがしっかり生きていたことがわかる。それはやはりうれしい瞬間。