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アーキペラゴを探して

archipelago - 群島、島嶼、多島海、そのニュース。 脱領域への考察と情報

現代人が学びたい海外のミニマリスト / カリスマ10人

ミニマリストは物を減らすことを目的化していると指摘されることがあります。節約を追及するあまり、楽しく豊かに生きることを忘れているのではないかと言われることもあります。その指摘が的確かどうかは別として、時々、海外のミニマリストの考え方を参考にするのもいいのではないでしょうか。

また、現代人は何らかの依存症に誰もが悩んでいます。アル中、ネット中、ソーシャル中、数えればきりがありません。それらは報酬系であるために、やればやるほどその状況は強化されます。依存症からの脱出を意識したならば、ミニマリストでなくても、欧米のライフ・エヴァンジェリストの考えを学んでみる価値はあると思います。

迷宮からの脱出

そんな海外のミニマリストやエヴァンジェリストの代表的な10人を選んでみました。ミニマリストとというフィルターを外して見てみると、生き方のダイバーシティ(多様性)も見えてきます。  

 

海外のカリスマ・ミニマリスト10人

 厳密にはミニマリストでない人も含んでいます。最小限主義の提唱者であれば入れました。

 まずは、ミニマリストブログ・ブームの牽引役 ザ・ミニマリストです。

 

1.ザ・ミニマリスト (ライアン・ニコデマス & ジョシュア・フィールズ・ミルブラム)  / The Minimalists(Ryan Nicodemus & Joshua Fields Millburn)(アメリカ) 

ザ・ミニマリスト

出典元:http://www.theminimalists.com/about/

ザ・ミニマリスト。ライアン・ニコデマスとジョシュア・フィールズ・ミルブラムのユニット。ミニマリスト・ブームの立役者。年収1000万円の暮らしをしていましたが、リーマン・ショック後、それまでの生活を見直し、ミニマリスト的生活を追及しました。ブログ「The Minimalists」を運営。日本でも2011年に著作『minimalism 〜30歳からはじめるミニマル・ライフ』を出版。

公式ブログです。 

The Minimalists

 

最近のエントリーを読みますと、新しい著作を出版したことを報告しています。タイトルは『Essential(エッセンシャル)』。内容的にはブログのベスト・エントリー集のようです。扱っているテーマは、

From simple living, decluttering, and finances, to passion, health, and relationships, ESSENTIAL is for anyone who desires a more intentional life.

流されない生き方を切望する人たちへ。シンプルな暮らし、片づけ、ファイナンス、情熱、健康、人間関係のエッセンシャル。

生活全般をカバーするライフハック系の内容です。日本のミニマリストとの親和性は高いのではないでしょうか。

 

ふたりのTED動画です。 

www.youtube.com

  この動画の翻訳ページです。

人生に疲れた1000万円プレイヤーがたどりついた「ミニマリズム」(最小限主義)という価値 - ログミー

   

なんと、このザ・ミニマリスト、現在ミニマリズムのドキュメンタリー映画を作っているようで、2016年に公開するようです。リンク先で微妙な雰囲気のトレーラーが見れます。

minimalismfilm.com

 

著作です。初期のエッセイです。出版から時間が経っていますので、今後日本のミニマリスト人口の拡大によっては新刊の翻訳も期待されます。 

minimalism 〜30歳からはじめるミニマル・ライフ

minimalism 〜30歳からはじめるミニマル・ライフ

  • 作者: ジョシュア・フィールズ・ミルバーン,ライアン・ニコデマス,吉田俊太郎
  • 出版社/メーカー: フィルムアート社
  • 発売日: 2014/03/25
  • メディア: 単行本
  • この商品を含むブログ (1件) を見る
 

 

 

次は、ザ・ミニマリスト の仲間でもあるコリン・ライトさんです。 

 

2.コリン・ライト / Colin Wright(アメリカ)

Colin Wright

 旅するミニマリスト、コリン・ライトさんは作家でブロガーです。本は30冊以上書いてます。4ヵ月ごとに旅をしていて、行き先は読者の投票で決めているそうです。

ブログタイトルは、エグザイル・ライフスタイル(Exile Lifestyle)。かっこいいです。最新のエントリーを読みますと、読み違いかもしれませんが、こういうミニマリストは間違っているみたいなことが書かれていて、ヴィジュアルに反して、意外と理屈っぽいのかもしれません。ブログに投票フォームがありますのでコリンさんに行って欲しいところに投票できます。

Exile Lifestyle, by Colin Wright

 

コリンさんの持ち物すべてです。

 

Colin Wright

コリン・ライトさんは出版社も経営しています。出版社の写真には、ザ・ミニマリストの二人と一緒に写っていますので三人が共同経営者なのかもしれません。ミニマリスト関係の本が多いです。 タイトルだけ見ると「本の出し方」みたいなのもあります。

Asymmetrical Press

 

 2011年、コリンさん25才の時のTEDの講演です。タイトルがすごいです。Extreme Lifestyle Experiments。TEDでのパフォーマンスも元気いっぱいです。

www.youtube.com

 

 

次は牧師でもあるミニマリスト、ジョシュア・ベッカーさんです。ジョシュアさんもミニマリストブログの牽引役ですね。

 

3.ジョシュア・ベッカー / Joshua Becker(アメリカ)

May 2014 PHX Creative Mornings with Joshua Becker

 ファミリー系ミニマリスト代表です。「ビカミング・ミニマリスト(ミニマリストになってみた)」というブログを運営しています。奥さんと長女、長男の四人家族でアリゾナ州のピオリアに住んでいます。典型的なアメリカの中流家庭ということです。

2008年のメモリアルデー(5月の戦没将兵追悼記念日)にわずかな持ち物だけで暮らすミニマリストになることを決めました。ミニマリズムという考え方は大量消費文明に慣れ親しんだアメリカ人には新鮮なんですね。この考え方が2008年の9月からはじまったリーマン・ショックで阿鼻叫喚となったアメリカ人にばっちりはまったんだと思うんです。モノがなくても豊かな暮らしはできるよと。

結果的にジョシュア家にとってもそれがベストの決断だったということです。それが、CBS イブニング・ニュースをはじめ、数えきれないぐらいのメディアで取り上げられ、著作もベストセラーになりました。

公式ブログです。

Becoming Minimalist

ビカミング・ミニマリストで良く読まれたエントリー集です。どこかで読んだような気がするのはライフハック系記事の元ネタだからなんですね。

Most Popular Posts on Becoming Minimalist


ミニマリスト・ムーブメント拡大についての最近のニュース動画です。ミニマリストという肩書で紹介されています。司会者はいきなりミニマリズムって何?と聞いていますが、もうアメリカではミニマリストは普通に認知された生き方なんですね。

www.youtube.com

本は何冊も書いていますが『Clutterfree with Kids』という本があります。

子どもはちらかしてしまうけども、子どもと一緒にちらかしに打ち勝っていこうといような新しい視野についての本だそうです。ファミリー系ミニマリストの真骨頂ということでしょうか。アマゾンのレビューは233件あります。

Amazon.com: Customer Reviews: Clutterfree with Kids: Change your thinking. Discover new habits. Free your home

 

 

次はミニマリズムにも造詣が深いグラハム・ヒルさんです。 

 

4.グラハム・ヒル /Graham Hill(アメリカ)

Graham Hill - PopTech 2010 - Camden, Maine

 エコロジスト・ミニマリスト系経営者のグラハム・ヒルさんです。モノを減らした豊な生活し、エコロジカル・フットプリント(CO2)を減らしましょうと言っています。この考えを「LifeEdited(人生を編集する)」というビジネスにしました。それがこのウェブサイトです。 

LifeEdited(人生を編集する)

http://www.lifeedited.com/

 

このサイトの中にグラハム・ヒルさんが自分の住んでいる部屋を紹介するして1分40秒ほどの動画があります。TEDのプレゼンでもこの家の話をしていますが、この動画の方が分かりやすいです。

youtu.be

Live large in small spaces. 小さいスペースでも大きく住む。一目瞭然の内容になっています。36㎡で93㎡の住居の内容を実現しているとアピールしています。どんだけリフォームに金かけてんねんとつっこみたくなるところですが、都市での限られたスペースでは有効な手段なのかもしれません。

昨年この家が1億3000万円で売りにだされました。元値は3300万円だそうです。*1

ミニマリズムをビジネスにしてマネタイズしようとする傾向があると言えるかもしれません。ミニマリスト懐疑派にも受け入れられる可能性は高いように思います。


TEDの動画も確認してみましょう。字幕つきです。

www.ted.com

 

以前には、Treehugger.com という世界で最も影響力のあるグリーンメディアを立ち上げていました。ウェブサイトは約11億円で売れたようです。バイ・アウトですね。確かに面白いサイトです。

TreeHugger | Your source for green design & living news, commentary and advice

 

TIPS:ミニマリズムからエセンシャリズムへ

ジョシュア・ベッカーさんのビカミング・ミニマリストを読んでいますと、グレッグ・マキューンさんの記事にリンクが貼ってありました。エッセンシャル思考もミニマリズムと同じ文脈で語られているようです。実際、『エッセンシャル思考』には、グラハム・ヒルさんの住居のエピソードが出てきます。ライフスタイルからビジネスにミニマリスムが応用された場合、エセンシャル思考的になるのかもしれません。この本に繰返しあらわれる原則は、Less, but better(より少なく、しかしより良く)です。ミニマリストは、Less is more が原則ですから似ていますね。 

エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする

エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする

 

 

 

次のふたりは、禅思想への傾倒が深いミニマリストです。ミニマリストブログの第一人者です。ザ・ミニマリストもレオ・バボータさんのブログから影響を受けました。

 

5.レオ・バボータ  / Leo Babauta(アメリカ)

レオ・バボータ

出典元:http://zenhabits.net/about/

 2007年全世界ブログ総合大賞受賞。ブログ名が『Zen Habits(禅的生活)』であるように禅の考え方をバックグラウンドとしています。

日本でも著作が2009年に出版されています。言及範囲が広いためライフハック系ブロガーとみなされている面もありますが、減らすことにより本質に集中しよりよい結果に至るという考え方はミニマリストに近いものがあると感じます。

 

『減らす技術 The Power of LESS』の内容紹介から

毎日が心底イヤになった著者は、「人生をシンプルにすること」にしました。もっと努力を、もっと成果を、もっとお金を……「もっと、もっと」と求めるだけの生活には見切りをつけ、ただ「減らす」ことにフォーカスしたのです。すると、たった2年で彼の人生は激変しました。 

 

ブログの最新エントリーを読みますと、ますます仏教への傾倒を強めています。

 

I’ve been trying to more deeply study the Buddha’s Four Noble Truths lately, and because of that I constantly notice my cravings and aversions.(Neither Averting Nor Craving in Each Moment)
僕は最近、四聖諦(The Four Noble Truths)を深く学ぼうとしている。それは依然として渇愛と怒りが自分のなかに渦巻いていることに気づくからだ。(どんな時も怒り欲することなく)*2

 

四聖諦(The Four Noble Truths)はいわゆる苦・集・滅・道ですね。そこに苦しみがあることに気づき、その原因を解き明かし、原因がなくなれば苦しみは消えるというブッダの悟りの内容、苦しみをなくす八つの方法(八聖道)です。

じゃあ、直接、仏教や禅を学んだらいいのでは?  そうなんですと言いたいところですが、すべてのミニマリストが仏教への傾倒を深めるわけではないんです。カリスマ・ミニマリストでもそういう傾向が強まっているということを理解すればいいかと思います。  

公式ブログ(禅の習慣)

zen habits

すべの著作権を放棄しており、著作の一部やブログが翻訳で読めます。

レオ・バボータ関連翻訳Index

 

バボータさんの著作です。2009年に出版された本ですが7月末に新装版が出ました。 

減らす技術 新装版

減らす技術 新装版

  • 作者: レオ・バボータ
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2015/07/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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こちらは2009年に出版されたものです。

減らす技術 The Power of LESS

減らす技術 The Power of LESS

  • 作者: レオ・バボータ
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2009/08/05
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 仏教への造詣が深いもうひとりは、日本でもお馴染みのドミニック・ローホーさんです。  今はどうかわかりませんが、2011年頃には12㎡のマンションに住んでいたそうです。ミニマリストに近い生活をしていると思われます。

 

6.ドミニック・ローホー / Dominique Loreau(フランス)

ドミニック・ローホー

 ヨーロッパと日本で大ベストセラーになった『シンプルに生きる』の著者。書いてることは、ライフスタイル全般に渡ってシンプルに生きる方法ですが、この本の出だしが目を引きます。

 

旅先のアメリカで出会った禅庭。あの庭が、わたしの人生を大きく変えてしまいました。その美しさに衝撃を受け、なんとしてもその美の源を知りたい。
そう思ったわたしは、気がつくと日本に旅立っていたのです。あれから30年。今思うと、わたしはあのときすでに、「シンプルな生き方」を追求するきっかけとも出会っていたのかもしれません。

 

ドミニック・ローホーさんは、30年間、日本の仏教大学で教鞭をとりながら、ヨガを学んだり、禅寺にこもって曹洞禅を学んだり、墨絵は10年学んだそうです。レオ・バボータさんと同様、禅や東洋思想から影響を受けているんですね。

本の構成は、はじめに「シンプル主義の37カ条」というのがあって、ものと上手につきあう方法、住まい、ファッション、時間の管理、お金の管理、美容、食事、ひとづきあい、自己管理という各パートが続きます。

かなりの勉強家のようで、各パートには、老子からシャーリー・マクレーンまで、古今東西いろんな書物からの一文が引用されています。最初に引用するのは、シャルロット・ペリアンの言葉。いい内容と思われましたので、引・引用してみましょう。

 

われわれの精神と楽しみと時間を損なうだけの、まったく無意味なガラクタを加えなくても、知識の世界はわれわれの人生を満たすに充分なほど豊かである。

 

シャルロット・ペリアンという女性は、世界的建築家であったル・コルビュジェの所員で、家具デザインの領域ではパートナーと呼べるほど才能があったと思います。おなじみLCシリーズやシェーズ・ロングをデザインしています。
*3

 

少し話が逸れましたが、ドミニック・ローホーさんは、パリ出身らしく、上質なものを志向する傾向があるようです。

その一方、著書『小さいものと豊かに暮らす』では、100円ショップを良く利用し、質の高さについて書かれています。*4 

小さいものと豊かに暮らす 天使のように軽やかに

小さいものと豊かに暮らす 天使のように軽やかに

 

 

ローホーさんの代表著作 

シンプルに生きる―変哲のないものに喜びをみつけ、味わう

シンプルに生きる―変哲のないものに喜びをみつけ、味わう

 

 ローホーさんの人生を大きく変えたのは禅庭との出会いですが、禅庭にはそれほどの「気づき」があるのでしょうか。禅庭を訪れるミニマリストが増えるだろうと予測しています。*5

  

 次のふたりはタイニーハウスという最小限住宅に住んでいます。まずはセルフビルダーのディー・ウィリアムスさんです。この人はアメリカのおばさんという感じですが、すごくカッコいいです。一番カッコいいんじゃないでしょうか。

 

7.ディー・ウィリアムズ / Dee Williams (アメリカ)

Dee explains the building process1flic.kr

 ディー・ウィリアムズさんはタイニーハウスという最小限住宅をセルフビルドすることを提唱しています。タイニーハウスは、8㎡の大きさです。グラハム・ヒルの家が39㎡なのでいかに小さいかがわかるかと思います。一坪3.14㎡で計算すると2.54坪。約5畳の大きさです。しかし、天井は3mでロフトがあり、天窓もあります。なんだか楽しそうな感じがするのが不思議です。

 

www.youtube.com

TEDの動画です。緊張してみえますがゴム草履で登場しています。ディー・ウィリアムズのタイニーハウスが紹介されていますので、英語が分からなくても内容はなんとなくわかります。

次の紹介記事にTEDの翻訳が掲載されていました。

シンプルな暮らしだから、毎日がワンダーになる。タイニーハウスムーブメントの第一人者ディー・ウィリアムスさんに聞く「これからの暮らしかた」 | greenz.jp

別の紹介記事です。

「スモールハウスムーブメント」 女性セルフビルダーの草分けディー・ウィリアムズ(Dee Williams)の住まい : Martin Island ~空と森と水と~

 公式サイト

Dee Williams: A Tiny House and A Big Impact - PADtinyhouses.com

翻訳されていませんが著作です。

The Big Tiny: A Built-It-Myself Memoir: Dee Williams: 9780399166174: Amazon.com: Books

 

 

次はディー・ウィリアムズさんから影響を受けた有名ミニマリストです。この人もミニマリストブログの牽引役です。

 

8.タニー・ストローベル / Tammy Strobel(アメリカ)

Conversation break - on stage host, Tammy Strobel

 タイニーハウス系ミニマリストのタミー・ストローベルさんです。「RowdyKittens」のウェブサイトを運営しています。本もたくさん書いています。

RowdyKittens — go small, think big & be happy

 

タミー・ストローベルさんのタイニーハウス・デビュー動画です。タミーさんと旦那さんが住んでいるタイニーハウスの様子がわかります。

www.youtube.com


タミー・ストローベルさんがミニマリストになったきっかけというのが、前掲のディー・ウィリアムスさんのユーチューブ動画を見たというものでした。そこからエヴァンジェリストに成長していきます。 

タミー・ストローベルさんの著作です。 

スマートサイジング

スマートサイジング

 

 

  

 モノに依存しないで、豊かな暮らしを実現しているカリスマたちを紹介しました。  

次は、日本でもお馴染みのジェニファー・L・スコットさんです。実際に参考にしたいのはジェニファーさんが模範としているマダム・シックということになりますでしょうか。ファッション系のミニマリストということで、日本のミニマリストのあるクラスターとの共通点も見えて面白いです。ユーチューブのミニマリスト動画に多い系統の代表です。

 

9.ジェニファー・L・スコット/ Jennifer L. Scott(アメリカ)

Jennifer L Scott

大ベストセラー『フランス人は10着しか服を持たない』の著者。本の内容をおさらいしますと、

典型的なカリフォルニアガールだった著者は、フランスの貴族の家にホームステイすることになる。その家を取り仕切るマダム・シックから学んだのは、毎日を“特別な日"のように生きること。

*間食はせず、食事を存分に楽しむ。
*上質なものを少しだけ持ち、大切に使う。
*日常の中に、ささやかな喜びを見つける。
情熱的に、お金をかけずに、生活を心から楽しむ方法が満載。

ということでした。

タイトルにある「フランス人は10着しか服を持たない」というのは、一年を通してということでなく、実はワンシーズン10着ということです。

これがしばらく話題になっていましたね。日本のアマゾンのレビューでは少し叩かれています。カリスマ・ミニマリストではありませんが、ウェブサイトやフェイスブックでの旺盛な活動を見ますと、今後カリスマ・エヴァンジェリストになる可能性はあります。

 

 TEDでプレゼンする様子です。

www.youtube.com

見どころはパリジャンなりきりのファッションや髪形やメイクやしぐさでしょうか。隙がありません。脳みそがちぎれるほど計算し尽くしている可能性があります。英語が分からなくても内容がびんびん伝わってきます。

この動画の翻訳ページです。

本当の自分らしさをもたらす、小さなクローゼットのつくりかた - ログミー

 

公式ウェブサイトにはたくさんの動画やコンテンツがあって英語が分からなくても面白いです。

Home - Jennifer L. Scott

 

その中から再生数の多い「2015春夏・おすすめ10着」動画を選んでみました。この人はボールド・プリント(大柄?)の服が好きなようです。

www.youtube.com

 

フェイスブックページです。

Jennifer L. Scott - Author | Facebook

 ベストセラーになった著作です。 

フランス人は10着しか服を持たない~パリで学んだ“暮らしの質

フランス人は10着しか服を持たない~パリで学んだ“暮らしの質"を高める秘訣~

 

  

 

 最後はライフスタイル・デザイナーのピアノマンを選んでみました。普通ミニマリストは参考にしないと思いますが考え方にミニマリストが忘れがちな何かがあるかもしれませんので選んでみました。気分転換にどうぞ。

 

10.マチアス・ピアノマン( マチアス・ルフェーヴル) / Mathias Piano Man( Mathias Lefebvre) 

Mathias Lefebvre fills the room with Fiona and child looking on

マチアス・ルフェーヴルさんはニュージランド南島でピアノマンとして知られています。ピアノを一切習ったことはないのに、毎日、湖のほとりで、ピアノを弾きながらメッセージを語っています。TEDのプレゼンでは、オーディエンスに人生で本当に必要なものは何か、より良い未来のためにどう共同できるのかもっと考えろと呼びかけました。

 

そのTEDでの動画です。 

www.youtube.com

 

So really there are three things I need: food, shelter, and love. What I realized is that with land, I can grow the food, build a home, and live with other people. The point is that, really, the only thing I truly need is land.

だから僕に必要なのはフードとシェルターとラブの三つだということが分かったんだ。それで気づいたよ。食べ物を育てたり、家を建てたり、人と一緒に暮らしたりできるのは土地があってこそだと。僕に本当に必要なものはこの土地(ランド)なんだ。

 

ニュージランドでピアノを弾く様子です。みずみずしい感じがします。ここが僕のオフィスなんだ。1分45秒ほどの動画ですが何か伝わってきます。

www.youtube.com

 

車輪付きピアノの音がものすごくきれいな動画です。

www.youtube.com

 

公式サイトです。

Mathias Piano Man

 フェイスブックページ

Mathias Piano Man | Facebook  

 

 

以上、現代人が学びたい海外のカリスマ10人でした。

海外のミニマリストを調べていて面白いなと思ったのは、ビジネス志向やファッション傾向を強めるミニマリストがいる一方で、仏教への傾倒を深めるミニマリストがいることでした。
ミニマリストにもダイバーシティ(多様性)が現れているようです。その傾向がますます強くなっていることが発見でした。日本もそうなっていくだろうと思います。

 

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*2: aversionは嫌悪という意味ですが、複数形ということもあり、仏教的な表現として怒りに意訳しました。バボータさんの仏教的なメッセージは、ティク・ナット・ハンに近いように思いました。

*3: ルイ・ヴィトンは、2014年の春夏アイコン・コレクションのミューズとしてシャルロット・ぺリアンを起用し「限りなく水に近い家」を再現したそうです。 LOUIS VUITTON|シャルロット・ぺリアンの傑作『限りなく水に近い家』を再現 | Web Magazine OPENERS  

*4: たしかに100均でも優れものはあります。例えば透明なプラスチックのツールケースは透き通っているため中が見えて軽いという利点があります。ツール系の文房具を入れるのにぴったりでした。

*5: 少し前に禅庭や枯山水について書いたエントリーです。 京都の枯山水 私選ベスト7  - アーキペラゴを探して 

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