アーキペラゴを探して

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続・僕がマッサンを見続ける理由 / エア飲み会の夜

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あさイチ見ていると、今日の「ちなんでFAX」のテーマは、「”マッサン”受け 私ならこう受ける」だった。朝ドラの「受け」を今後どうしたらいいのかとも、言っていたようにも聞こえる。いくら面白いとはいえ、これは自意識過剰だろう。いや、そうじゃない。朝ドラの「受け」が客体化され、意識を持ちはじめているのではないか。 

ターミネーターで言えば、基幹コンピューターであるスカイネットが自我を持った瞬間である。サラ・コナーとジョンがスカイネットの起源を探ったように、「受け」の誕生に立ち会わねばならない。「受け」の誕生は、意外なほど簡単に分った。

次の記事で、この「受け」なるものの発生した経緯が分る。単なる思いつきとも読める。

『あさイチ』の「朝ドラ受け」誕生の経緯を井ノ原快彦が解説

 

次の記事を読むと、番組を適当につくっているのではなく、戦略に基づいてつくりこんでいることが分る。

「あさイチ」独走のワケ | 日本人が知らないテレビ学 

 

「受け」はどこに向かおうとしているのか。ターミネーターで言えば、スカイネットは、自らを破壊しに来る人間を狩りをはじめた。人間狩りだ。 

その前に、一視聴者として、きちんと「ちなんでFAX」にも答えておかねばならぬだろう。どのように考えるべきか。そもそも「受け」とはなんだ?そして「受け」にはどんな種類があるのか。思考力の低下してきた頭で考えると、6種類の「受け」があることが分かった。  

 

① ストレートな受け
② カウンターな受け
③ ヒネリのきいた受け
④ おチャラける受け
⑤ とんでもない受け
⑥ 受けのための受け 

 

① のベースとなっているのは、共感。②のベースとなっているのは、反感。関西圏では、「受け」というよりも、「返し」という言葉を使う。それは、共感と反感の両方がベースになっている。関東の人間が、関西の人間から「返し」を受けた時、アンチを受けたと、リアクションしてしまうが、これは、微妙なところである。関西の「返し」は、共感と反感の混ざった愛憎だから、リアクションではなく、愛憎で的確に返さないといけない。


自我を持ち始めた「受け」は、最終的には、コンピューター制御により、①、②をベースに、③、④、⑤を限りなく適当に混ぜながら、⑥に向かうだろう。つまり、今日の「ちなんでFAX」答えは、受けのための受けだ。つまり、受け自体が作品となり、意識化され、自我を持ち始める。

 

自我を持ち始めた「受け」は、目的を持ち始める。受けの目的は何だろう。スカイネットは自分の存在を脅かす人間を狩った。「受け」の実体は、国営放送だから、国営放送の存在を脅かす民放を狩るようになるだろう。民放狩りだ。

その兆候は現れている。打倒オレを社是としていると、当国プライムミニスターが熱弁をふるった相手である某朝日放送が、あさイチの真似なのか、ドクターXで直結をやっている。


「こんばんは ドクターXから直結で報道ステーションをお届けします」今のところ、某古館一郎氏はドクターXを「受け」ていない。「受け」本体は、やがて某古館氏が、ドクターXを受けるようにその力を発揮する。ドクターXには、マージャンのシーンがやたらと多い。

それは、なぜか。


「ローン!  タンヤオ  イーペーコー  ドラドラ  こんばんは  ドクターXから直結で報道ステーションをお届けします」某古館氏にこう受けさせるのが狙いだ。メインの「受け」は、民放に中継地点となる「受け」を次々とつくり、当国のメディアをコントロールする。例えば、某古館氏のギャンブル受けでステマし、カジノ法案を有利に運ぶ。そして、統合型リゾートを完成させ、国のかたちを自由につくりあげる。それが「受け」の真の狙いだ! 

  

エア飲み会の夜も更けてきたようだ……

 

エア飲み会というのは、現在、アレルギーのため、酒が飲めないので、酒を飲まないひとり飲み会のことだ。エア飲み会では、シラフなのに、酔ったように思考しなくてはならないという暗黙のきまりがある。エア飲み会の酒は、おミネつまり水である。肴は、ひとつのことをどれだけバカバカしく考えることができるかである。めったにないが、バカバカしいことから、この国の真実らしきものに到達することもある。

 

肴にもあきてきたので、雑誌をめくる。アルコールアレルギーもいつかは完治し、また酒を飲める日も来るんじゃないかと淡い期待を抱きつつ、酒を特集した雑誌は未練たらしく買い込んでいる。ダンチュウの9月号 は最高だ。綴じ込みの付録がなんと「吉田類になりたい」。カラーで16頁がぜんぶ吉田類。みんな吉田類になりたかった。


エア飲み会では、まったく飲まないという訳ではなく、ウイスキーを1CCぐらい飲む時がある。舐めた時に、頭の中にスペイサイドの荒涼とした光景が一瞬で拡がる。行ったことはないが。続いて、山崎の露に濡れたような霧深い景色が拡がる。山崎蒸留所のあたりで、淀川の温度の違う支流が合流するため、霧が発生する。そのマイクロクライメイトが、山崎のウイスキーの味わいとなる。山崎蒸留所のブログにもう少し詳しく書いてある。

霧の山崎蒸溜所/山崎蒸溜所便り - サントリーウイスキー蒸溜所ブログ


山崎蒸留所のテイスティングカウンターに今すぐ行きたい。最近世界一の栄誉に輝いた「シェリーカスク2013」をテイスティングできるかもしれない。おっと、マッサンはニッカの話なのに、いつの間にかサントリーの話になっている。いや、鳥居商店ならぬ鴨居商店で国産初のウイスキーをつくるのだから、これはサンカモーの話だ。僕がマッサンを見続ける理由は、ウイスキーの素晴らしさを忘れないためでもある。

  

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