B級グルメの過度な摂取で、アレルギー体質になった。そのため、現在はふんだんに、B級グルメを食べることができない。
それでは時間があまるので、B級グルメの追求行脚では、風呂に入ることを自らに課している。マイ・ルールだ。風呂は、銭湯でも、温泉でも、家風呂でもいいことにしている。
基本の行脚は、近場なんであるが、まだ夏の気配が強い頃、少し遠出をしてみようということで、阪神電車に乗って、明石に明石焼きを食べに行った。
明石で明石焼きを食べる
大阪から明石には、JRでも阪神電車+山陽電車のどちらでも行けるが、阪神で行った方が海に近く、須磨を越えた辺りからの景色がいい。
もうひとつ、「阪神・明石市内 1dayチケット」というチケットがあり、1500円で1日、大阪から明石市内が乗り放題になる。これから日本経済は厳しくなり、ショート・トリップの旅費もできる限りおさえる必要があるというわけだ。
大阪から約40分で明石に到着する。昼頃に着くように電車に乗ったので、目星をつけていた鮨屋に一直線に向かう。
菊水鮓
明石でも老舗の 菊水鮓だ。B級グルメではないではないかという疑問はあるだろう。明石と言えば魚がうまい、鮨を食べなくてどうするのだという思いも否定できない。B級グルメは、また後で食べればいいのだ。
菊水鮓では、にぎりとあなごの箱鮨と細巻きがセットになったランチ限定の特別盛合わせを頼んだ。カウンターだったので、たこと鯛も握ってもらった。ネタは新鮮で、シャリとのバランスも申し分なく、僕が好きな鮨であった。あなごの箱鮨もおいしい。
出典:http://kikusui-sushi.net/menu/page/2
明石 寿司 | 菊水鮓 | 創業明治30年明石寿司の銘店 仕出し
お腹も膨らんだので、風呂に入って、B級グルメに備えることにした。
山陽明石駅の2つ手前の駅、大蔵谷駅から徒歩圏内に、温泉があり、そこに向かうことにした。乗り放題の1dayチケットが有効活用できるというわけだ。
龍の湯
大蔵谷駅から5分程海側に歩くと、大蔵海岸が見えてくる。風呂までは、海岸沿いを歩いて行くと景色がいい。明石海峡大橋が丸見えなのだ。
10分程歩くと、龍の湯が見えてくる。
いわゆるスーパー銭湯だ。
特徴としては、普通の風呂と茶褐色の風呂がある。
お盆休みなのか、僕が行った時は混雑していて、このスーパー銭湯自体の評価をすることが難しかった。スーパー銭湯は、街場の銭湯ほど入り方にストイックさが求められないため、混雑していると、湯のコンディション等の評価が難しくなるのだ。
ただ、屋外の露天風呂ゾーンは、海側に面しており、高い所からしか海は見えないものの、開放感はあった。
B級グルメを食べるために、ふたたび、山陽明石駅に向かった。
駅の案内所で、明石焼きはどこがおいしいですかと質問すると、魚の棚(うおんたな)に何軒かありますという答えだったので、魚の棚へ向かった。駅から徒歩で5分ぐらいの明石の海産物を売るアーケードの市場である。
たこ磯
これが魚の棚。明石の観光スポットでもある。この通りに面して、何軒か明石焼き屋さんがある。この市場の周辺にも、たくさん明石焼き屋さんはあるので、味にそんなにこだわらない人は自分が好きな店に入ってもいいだろう。
僕が選んだのは、たこ磯という店。なんとなく見た目が、老舗っぽかったので。
店に入り、ビールと明石焼きを頼む。
ビールが先に運ばれ、明石焼きが来るのを待つ。この間が、B級グルメ行脚のひとつの醍醐味である。
これが、明石の明石焼きだ。昔ながらのは、こうした斜めの薄いまな板みたいな板にのって出てくる。これをダシにつけて食べる。全部、ダシで食べてもいいが、幾つかは、ソースで食べても良い。僕は、だいたい、3~4個はソースで食べることにしている。
ここは老舗らしく、味もおいしかった。15個で1000円は、大阪の相場からすると少し高いのかなという感じ。
調べると他にも明石焼きの名店はたくさんあるようだ。
お腹が一杯になったので、少し周辺をぶらぶら。
港側には、港の食堂もあったりするので、次に来た時は、こういう所でも食べてみたい。
すっかり日が暮れたので帰ることにした。
せっかくの1dayチケットなので、神戸元町で降りて、餃子でも食べよう。神戸は、餃子をみそで食べるので、なんとなく三ノ宮に行ったら食べてしまう。
三ノ宮でも降りたものの、明石焼きでお腹はぱんぱんは膨らみやまず、結局、食べずに大阪に戻った。明石焼き15個は、けっこうお腹が膨らむのであった。
案内地図
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