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アーキペラゴを探して

archipelago - 群島、島嶼、多島海、そのニュース。 脱領域への考察と情報

君のけつねに恋してる / 天神橋筋六丁目

師走。誰でも忙しい季節。あるいは本当は暇なんだがそれがバレないように忙しいフリをする季節。その日、所用があり、天神橋筋商店街を小走っていた。とても寒い日だったのでスーパー銭湯で暖まりたかったのである。その前に小腹が空いたのできつねうどんを食べることにした。

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「アゲがでかい。とにかくここはアゲがでかいんや」「飽きがくるほどアゲでかい」 

 

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「それだけやないで。ここのダシがまた濃いんや」「下品なくらいにダシが濃いんや」

 

「けつねとちゃんと書いてんのがええやろ。東京ではきつねうどん言うんやて。なんやそれ」「今年たいへん世話になった君に天六のけつねうろんを食べてもらおうとおもたんや」

 

「どやうまいやろ」

「そうでもない?」

「ぜいたくなやっちゃなあ」

 

師走を迎えた天六うどんの店内に、看板そのままの会話が聞こえる。けつねうどんがお好きでしょ。お世話になったあの人にけつねうどんを贈る。大阪らしい意表を突くお返し。クリスマスプレゼントもけつねうどんで決まりだ。

 

けつねうどんと言うべきか、きつねうどんと言うべきか。実に悩ましい。僕はうどんをつけずにきつねと言う。たぬきも好きなのできっちり使いわけたいのだ。

「けつねうどん」で検索すると、"「けつねうどん」連呼で男を逮捕 "という記事が見つかった。良く見ると虚構新聞と書いてある。

 「けつねうどん」連呼で男を逮捕

 しかし、この記事を何度読んでも、これはあるなあと思ってしまう。そのぐらい、けつねはけつねやろ、けつねとちゃんうんか、けつねでなにがわるいねん、けつねちょうだいと四段活用する大阪人が存在するのである。 

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