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アーキペラゴを探して

archipelago - 群島、島嶼、多島海、そのニュース。 脱領域への考察と情報

食都 天満のリ・ド・ヴォー

大阪

今週のお題「秋の気配」

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映画『レッド・ドラゴン』で、グレアム捜査官がレクター博士の書斎で、何気に、ラルース料理百科事典を開くと、そこには、博士の筆跡で、リ・ド・ヴォーへの書き込みが。リ・ド・ヴォーは、胸腺である。グレアムは、はっと気づく。その刹那、博士の凶刃がグレアムの腹に・・・

 

 やはり博士は、リ・ド・ヴォーか。食の秋。では、天満に行くか。リ・ド・ヴォーでも数百円。大阪から一駅で、かの地でも、食の都と呼ばれる天満。夜になると、街全体が屋台村のようである。

 

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電撃ホルモンツギヱ で、リ・ド・ヴォーとビールとキムチを頼む。リ・ド・ヴォーは、ニュアンスのあるホルモンなので、頼むのはこれだけ。あまり焼きすぎないように注意する。生ミルクのような臭みが博士好みなのだろう。もっとも、調理法がフレンチとは全く違うが。

 

場所を変えよう。近くの神戸マッスルホルモン に入る。ここでは、トップギアラとマッスルハート。食べたいものから食べる。ここのハツは確かに旨い。

 

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・・・というような生活を繰り返していた。この春までは。

内田樹氏の『疲れすぎて眠れぬ夜のために 』を買って読んだ。「ワンランク下の自分」の理解が完全に違っていた。この本の内容によると、B級への偏愛も、自分の局所的な欲望を先鋭化させ、自分の全体性を損なわさせるという意味では、ワンランク上の生き方と同じだと、内田氏は喝破する。上昇志向だけの生き方もドラッグまみれの生き方も、自分を大事にしないという意味では同じということだ。

 

 内田氏の言うワンランク下の考え方は、仏教でいうところの中庸の考え方に近いような気がする。簡単に言えば、ほどほど、ということかも知れない。子どもの時から、ほどほどにしときなさいよと良く言われた。これが難しいのです。

 

いずれの行も及び難き身なれば。親鸞聖人の言葉が身にしみる。

 

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