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アーキペラゴを探して

archipelago - 群島、島嶼、多島海、そのニュース。 脱領域への考察と情報

1981年のマイルストーン-名護市庁舎

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名護市庁舎は1981年に完成した。象設計集団により、1979年から1980年にかけて設計された。名護市のウェブサイトにも概要が出ている。

名護市庁舎の概要

http://www.city.nago.okinawa.jp/4/3557.html

NAVERまとめでも紹介されている。

http://matome.naver.jp/odai/2139334133142355601

1970年代の設計でありながら、今なお新鮮な印象を与えているということである。前々から見たい建物であったので、最近見に行った。同じ象設計集団による今帰仁村中央公民館(今はコミセン)を先に見たせいなのか、想像した程の感動はなかった。

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建物配置としては、幹線道路側に垂直の壁が建ち、正面とは反対側の住宅側が段々のテラスで開かれた構成となっている。完成当時は、市庁舎の周囲に何もなかったであろうから、市庁舎が周囲から起立していたのではないかと思う。現在は開発が進み、遠景では市庁舎が周囲の建物に溶け込んでしまっている。

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しかし、市庁舎として、圧倒的に素晴らしい建物であることは間違いない。

設計上のセオリーからは外れるのかも知れないが、段々のテラス側が、幹線道路側、つまり、海側を向いていても良かったのではないだろうか。配置としては正反対の向きである。そうなると、市庁舎から海側は西向きとなり、西日が入り、眩しくて仕事にならないのかも知れない。

こうおかしなことを考えたのは、沖縄ではニライカナイというように、西側に特別な意味があり、建物の合理的な配置ではないかも知れないが、その方が自然な感じがするような気がした。あるいは、正面には、硬い感じのする垂直の壁よりも、段々にセットバックした柔らかいテラスの方が良いのではないかという単なる希望から、そう思っただけかもしれない。

名護市庁舎は、1981年のマイルストーンとして、いずれまた改めて見てみたい。

 

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